【感想・ネタバレ】「生きる力」をつけるドイツ流子育てのすすめのレビュー

あらすじ

日本は大人になっても自立できない人が多いのはなぜなのか? 「やりたいことがわからない、見つからない」という若者が急増する日本。それに反し、10歳にして将来の進路を決め、その目標に向かって励むドイツ。ドイツと日本の両国で教育を受けた著者が、それぞれの教育システムの違いを明らかにする。主な内容は次の通り。 勉強は学校、しつけは親/十歳で選択することのメリット/人間形成の責任は親にある/男の子と女の子を区別しない/ドイツでは仕事=夢/ほかの子どもと比べてはいけない/童話やメルヘンでモラルを教える/リサイクルの習慣は子どものときから/羽目をはずさせるのも教育 ドイツの教育の目標は「大人になったら一人で生きていけること」である。「生きる力」をつける教育が自立につながるのだ。これから親になる人、自立できる子どもに育てたいと思う親たちへ。子どもの個性を大切にし、さらにその子の長所を伸ばすヒント満載の一冊!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

子育てというよりもドイツにおける子供を取り巻く環境を紹介した本。
一人の筆者の一冊の本だけをよすがにするわけにはいかないが、大変興味深かった。

教育や子育ての方法に若年に対する信頼を感じる。
とくに戦争世代に対する対応に日本との違いを色濃く感じた。
日本がいまだ戦後を引きずっているのはこのあたりが原因の一つかと。

0
2012年06月13日

「暮らし・健康・美容」ランキング