【感想・ネタバレ】「生きる力」をつけるドイツ流子育てのすすめのレビュー

あらすじ

日本は大人になっても自立できない人が多いのはなぜなのか? 「やりたいことがわからない、見つからない」という若者が急増する日本。それに反し、10歳にして将来の進路を決め、その目標に向かって励むドイツ。ドイツと日本の両国で教育を受けた著者が、それぞれの教育システムの違いを明らかにする。主な内容は次の通り。 勉強は学校、しつけは親/十歳で選択することのメリット/人間形成の責任は親にある/男の子と女の子を区別しない/ドイツでは仕事=夢/ほかの子どもと比べてはいけない/童話やメルヘンでモラルを教える/リサイクルの習慣は子どものときから/羽目をはずさせるのも教育 ドイツの教育の目標は「大人になったら一人で生きていけること」である。「生きる力」をつける教育が自立につながるのだ。これから親になる人、自立できる子どもに育てたいと思う親たちへ。子どもの個性を大切にし、さらにその子の長所を伸ばすヒント満載の一冊!

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Posted by ブクログ

ドイツも暗記型 入学に年齢幅があるのも、10先で将来なりたいものを選ぶ形も選び直しがいつでも出来るのは良い。落第も回数に決まりはあるものの学び直しがしやすい。
やはり、それと比べると日本の教育は…遅れてるというより、酷すぎる。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

「ドイツ式の子育て礼讃」という感じの本ではありません。
冒頭部分に「ドイツは自立するための教育」とあったので、それについて知りたかったのですが、あまり深く掘り下げられず…。
どちらかというとドイツの学校や子育てスタイルについて広く浅くわかる内容です。

フランスの学校では万年筆を使うと聞いたことがありましたが、ドイツでも同じとのこと。その理由が「ノートが再生紙で白くないから」。なるほどー!鉛筆で記入すると見えにくいそうです。

ドイツ式で良いな、と思ったのが、健康のために散歩をするということ。雨の日でも子どもをつれて散歩!外の空気を吸ってすっきりするというのは、取り入れたい習慣です。

そして、ドイツはナチスドイツ時代の諸々がトラウマになっているんだなぁと。ナチスを思い起こさせるような行動はしないことや、他国に迷惑をかけたぶん、今は進んで移民を受け入れているところなど。

読み物としては面白かったです。

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2021年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子育てというよりもドイツにおける子供を取り巻く環境を紹介した本。
一人の筆者の一冊の本だけをよすがにするわけにはいかないが、大変興味深かった。

教育や子育ての方法に若年に対する信頼を感じる。
とくに戦争世代に対する対応に日本との違いを色濃く感じた。
日本がいまだ戦後を引きずっているのはこのあたりが原因の一つかと。

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2012年06月13日

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