【感想・ネタバレ】界のレビュー

あらすじ

「こんな危うい物語に出会うとは……。」(姜尚中氏)
求めるのは解脱か救いか? 日本の「界」を漂流する男。

妻子と別居中の榊は、恋人を東京に残したまま、地霊うごめく土地を遍歴する。
秋田の娼家と清廉な女子高生たち、厳冬の佐渡で理容店の女主人が持つ剃刀、三河八橋で一夜を共にした人妻の乳房、非在ゆえに一層ふくらむ女たちの気配――。
官能と死のあわいから異界が立ち現れる瞬間を描く、本格小説集。

解説・姜尚中

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Posted by ブクログ

藤沢周『界』文春文庫。

曰くありげな地方都市を舞台に妖しく官能的な生と死とを描いた短編集。9編を収録。いずれもストーリーは然程面白くはなく、雰囲気だけを味わうような短編ばかりが並ぶ。まるで美味しい料理を目の前にして、舌で味わうことなく、匂いばかりを嗅いでいるかのような感じでなのある。

『月岡』『千秋』『指宿』『化野』『寿』『宿根木』『比良』『八橋』『山王下』を収録。

本体価格650円
★★★

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2019年05月02日

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