【感想・ネタバレ】会話は、とぎれていい ―愛される48のヒントのレビュー

あらすじ

目を見て話さなくたっていい、コミュニケーションは「先攻」だけじゃない、盛っていい話、ダメな話―人気アナウンサーが数々の話し方の達人の隣で学んだ「会話の本質」とは?

明石家さんまさん、タモリさん、笑福亭鶴瓶さん…超一流のコミュニケーション能力を持つ人たちは何を考え、どうやって人と接しているのか。
加藤綾子さんがアナウンサー生活で学んだ48の「愛されるヒント」をこっそりと伝えます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

コミュニケーションの核となる「心の在り方」を正すことの大切さを、著者が出会った周囲の人たちを例に解説した良著。
今までの人生経験から著者が学んできたことが素直に表れているんだなと感じたし、著者の人柄そのものが本書の至る所から滲み出ている。
何年も前から加藤さんのことは出演するテレビを見て知ってはいたけど、その人となりはよくわかっておらず、なんとなく「the 女子アナ」みたいな人かなと思っていたけど、この本を読んで見方が変わった。想像以上まっすぐで、仕事・家族・人間関係その他いろんなことに誠実な方なんだろうなと感じた。
本書後半にある加藤さんの子ども時代のエピソードで、自身のアトピーが辛くて母親を責めた時、父親が『辛さをわかってあげられなくてごめんね。でも君もお母さんの今の気持ちをわかってあげられないんだよ』と訥々と語ったとあり、とても素敵なエピソードだなと感じた。
加藤さんの父親は言葉は上手くなかったかもしれないけど、その元となるものが加藤さんへの心からの愛情だったからこそ、そのコミュニケーションが加藤さんの心に届いたという、最高の例だと感じた。

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2023年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的に、アヤパンとカトパンはアナウンサーになるために生まれてきた存在だと思っている。笑
どちらもカリスマ性と安定感があり、尊敬している。
アヤパンの本は読んだことがあるので、今度はカトパンの著書を読んでみた。

とくに参考になった部分は以下↓

▼会食、料理の取り分けについて(25頁)
〝一見、周囲を気遣っているようですが、仕事を奪われた他の人は「何もしていない人」に見えてしまいます。本当の気遣いというのは、その場にいる人全員が気持ちよく過ごせるよう配慮することであり〈後略〉〟
→目から鱗だった。料理の取り分けに限らず、どのシーンにも通じる話である。

▼緊張しやすい人の特徴は、「自分に対して厳しい」「理想が高すぎる」(35頁)
〝こうして低い合格ラインを持ちながらどんどん場数を踏んでいくことで、緊張にとらわれすぎる時間は短くなっていくと思います。〟
→自分をよく見せようとする“無意識”のせいもあると思う。要は、背伸びしない&その時できるベストパフォーマンスを…ってとこかな?

▼ダメ出しに強くなる方法(104頁)
〝批判されたり、怒られたりしたとき、ついカッとなって言い返したくなるかもしれません。ただ、相手の言葉は、自分に向けられたのではなく、自分の仕事に向けられたものであることが多いのです。その事を意識しながら、良い仕事のために集中すべきポイントを見定めることで、批判に強い心を育てることができると思います。〟
→批判を自分への攻撃としてとらえないこと。これなー…できないんだよ。笑

実践できるところから始めて、自然なコミュニケーションにつながればいいなと思う♪

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2021年10月26日

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