【感想・ネタバレ】トネリコの王のレビュー

あらすじ

「薬屋のひとりごと」の日向夏の待望の新作。
未来世界で第2の人生を送る少年とその世話をする少女を通じて理想と現実、存在価値が描かれる。

目が覚めると新世界にいた。
巨大な木の中で眠り続けていた紫郎は、目の前にいた空色の髪の少女から
前時代の生き残りであることを知らされる。
核兵器も、地球温暖化も、エネルギー問題もなくなったそこは、
波動係数収束管理システム、通称世界樹によって支配された未来だった。
そこには人間のほかに、それに従属するために生まれた生体型人造人間もいた。
困惑しながらも常識の通じない未来世界を理解し、順応していこうとする紫郎。
眠る前の記憶もまた、その生活は緩やかで安寧で退屈な毎日の中で過去のものとなっていく。
その矛盾に気づかぬままに-----。

「薬屋のひとりごと」の日向夏の待望の新作は近未来ファンタジー。
理想と現実、そして己の存在価値が炙りだされていく。


日向 夏(ヒュウガナツ): 福岡県在住。「薬屋のひとりごと」でデビュー。

マニャ子(マニャコ):イラストレーター。「ネクストライフ」(ヒーロー文庫)、「ストライク・ザ・ブラッド」などのライトノベルを主に手掛ける。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

主人公と一緒に常識を学んでいくので少し説明が多かったが読み応えはあったので良かったし世界観が面白いと思った。

0
2021年08月12日

購入済み

意外

年代順に読んでたらこんなに高い評価にはしなかったと思う作品。
「薬屋」を先の読んんでからなので、予想外に作品が完成されて驚いた。
そうじゃなかったら、低評価だったかと。
ジャンル的には、「らしくない」と感じる作品だけど、これはこれで有りかも。

0
2020年12月25日

Posted by ブクログ

羽犬塚紫郎が目覚めると木の洞のようなところでスリープ状態、350年がたっていた。ものすごくユニークな未来世界。そんあ設定を考える作者もすごい。
女性型人造人間のロリータなラピスもかわいい。
ただし、長くなりそうなはなしではある。

0
2013年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

そこそこ面白かったけど、ここで終わりなの? 続きはあるの?
一応の終了にはなっているけど、解決していないことってたくさんあると思うのだが……。

0
2013年12月19日

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