あらすじ
P&G、ユニリーバ、ダノン、資生堂……
先進企業でマーケティング部門を育成・指揮してきた著者が
ビジネスを成功に導くプロマーケターの“共通言語”をやさしく解説
技術による差異化が難しい今、企業が持続的に成長するには、
顧客視点に立ったマーケティング戦略を立案・実行できる人材が必要です。
その第一歩が、マーケティングのプロフェッショナル=プロマーケター
だけが知る“共通言語”を学ぶこと。
マーケティングとは何か、ブランドとは何か、競合とは何か、
戦略を構成する目的と資源とは何か──。
商品開発、広告宣伝、営業・販売といったマーケティング関連業務に携わる
すべての人が「共通認識」を持ち、ブランドの定義書やマーケティング実行モデルを
定めてマーケティング戦略を遂行する必要があります。
また、最終利益を超える額のマーケティング投資をする企業が多い昨今、
この“共通言語”は、経営陣にとっても必須です。
本書では、P&G、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産自動車、
資生堂など25年以上にわたりブランドマネジメント、マーケティング組織構築、
CMO(マーケティング最高責任者)などの経験を積んだ筆者が提示する
24の問いを通して、それらの“共通言語”を学ぶことができます。
第1章 市場創造とブランドマネジメント
第2章 戦略の実践
第3章 ブランドマネジメント
第4章 マーケティングのこれからします。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
・競合を考える時はベネフィットから考えよう
・有限な財布時間胃袋を奪い合う
・市場を定義する属性の重要度や順位は変化しその変化が市場の再創造をもたらしている
┗洗剤の例
・マーケティングは価値創造、ブランドは意味
・マーケティング費用5-15%
・一貫したメッセージで記憶を残す
・市場とはすなわち競合である
・ファネルではなくエレベーター方式で考えろ!
┗目標にすべき再購入者を基準にそれぞれのタイミングで必要な顧客数を考える
・戦略とは目的達成のための資源利用の指針
・自社の弱点も資源として見直す
・社内で提案する時は、提案先の上司がなんて言いそうか、どんな質問をされそうか先に考えておくことで意見が通りやすくなる
・知識運用を概念化したのがSECIモデル
・何かのプロフェッショナルになるには1万時間必要である
・ブランドが消費ではなくメディアになっている。ブランドの大義や理念を通して顧客と繋がることでLTVがあがる
・年齢、性別セグメンテーションは多様化した社会により後退している
・ブランドホロタイプモデル
パーセプションフローモデルをかこう
・消費者の感情は他者との関係の中で大きく動く