【感想・ネタバレ】ミネルヴァとマルス 下 昭和の妖怪・岸信介のレビュー

あらすじ

巣鴨プリズンから生還し、政界に蘇った男の激闘――。

いまに連なる「昭和」に、何が起きたのか?
真の独立国家再建を目指した政治家・岸を通じて描く、渾身の歴史小説!

A級戦犯容疑で投獄されたものの、不起訴処分で巣鴨プリズンから釈放された岸信介。
大国のエゴとエゴがぶつかり合う戦後世界において、岸は文人政治家として、日米安全保障条約の改定や、自主憲法の制定、二大政党制の実現を目指して動き出す。
だがそこには、途方もない困難が立ちはだかる。
アメリカの野望。マスメディアの批判。自宅まで押し寄せるデモ隊。党内外の争い。そして弟・佐藤栄作のもとで勢力を伸ばす田中角栄――。

昭和六十二年、満九十歳でこの世を去るまで政治の表裏に関わり、「昭和の妖怪」と呼ばれた男の波乱の生涯!

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Posted by ブクログ

岸信介の本というよりも、その周辺の歴史教科書的な本であまり面白くない。もっと「人間・岸信介」という面やその残した業績と負の遺産を掘り下げた本を期待していたので、あまり面白くはなかった。

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2019年04月28日

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