あらすじ
キャンプに連れていく、好きな本を読ませる、子どもと一緒にゲームをする……。これらはすべて、頭のいい子の親が実践していることです。決して子どもに勉強することを強制しないのです。本書は、受験のプロである著者が、子どもを受験に合格させるだけでなく、将来にわたって成長し続ける賢い人間に育てるための秘訣を公開。あなたの子育ての考え方が変わる一冊。『子どもを親より賢くする本』を改題。
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Posted by ブクログ
(⭐︎3.5)
教育コンサルタントであり、
受験のプロである著者が、子供を
親より賢くさせるコツを述べた本。
タイトルから連想したやる気を出させる
方法の本ではなかったが、大事なことが
沢山書かれた本だった。
著者は子育ての最終目標を「真に賢い人」に
育てることとし、"いかなる時も決して
自信を失わず前向きに努力でき、絶えず
成長し続け、そういった自分を素晴らしいと
自負することができる人"と定義。
受験に成功するだけでは賢いとは言えない。
我が子を「真に賢い人」に近づけるべく、
この本を参考に親としての姿勢と
子供への働きかけを改めたいと思った。
【備忘録】
■「教育とは、次の世代に、より優れた
世代になってもらうこと」
■特に勧めていたのは、忍耐力のつくピアノ。
向上の歓びを教えることによって
継続させるのがポイントだそうです。
それと、読書。全ての学力の基本は国語力
だからとのこと。
読み取る力と書く力の両方が大切。
■子供の受験に成功している親の特徴は、
仕事が速く情報処理に優れ、しかも安定した
高収入がある。尚且つ、独自の価値観と
判断力を持ち合わせ、世間に流されない人。
Posted by ブクログ
子供を賢くする親は、子供の良いところを子供自身に気づかせてあげられる親。
人を無意味にいじめる人は頭が悪い、いじめをやるくだらない人間は不思議と何らかのトラブルで落ちていく。
勉強をする理由を子供に聞かれたら
「自らの好奇心を満たしつつ賢くなり続けるため」
といえるために、自分も学んでいかなくてはと思いました。