【感想・ネタバレ】直観の経営 「共感の哲学」で読み解く動態経営論のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月11日

仕事の現場でここ数年感じていた会社の将来の閉塞感が、「数学化による生活世界の危機」と表現されていて、まさに生きることの意味と価値を、会社の一人一人がそれぞれが見直そうとしていたところ。
会社の中で変人、ガキ、宗教っぽいと囁かれながらも、自分の夢を語ってきた自分の過去を意味付けながら歩んできた方向性は...続きを読む、確かなゴールに続いている事を再認識した。
・二項動態:①相反の補完、②両極の幅、③フラクタルな形態、④銅的均衡
・フロシネス:①善い目的、②ありのままの直観、③タイムリーな場、④本質の物語、⑤実現する政治力、⑥実践知の組織化
・本質直観:①類似性、②潜む同一性、③自由変更と本質

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月21日

 SECIモデルはを初めて知った。
 共同化(Socialization):暗黙知を獲得
 表出化(Externalization):暗黙知を集団の形式知に変換
 連結化(Combination):集団レベルの形式知を体系化
 内面化(Internalization);組織レベルの形式知を実践し、新...続きを読むたな暗黙知を生み出す。
 「ワイガヤ」「コンパ」における知識創造は、「我ー汝関係」が暗黙知の直観として与えられるという。これは大学生等の部活動などにおける高揚した一体感とも共通すると思う。
 アリストテレスのフロネシストは、①「善い」目的を作る能力、②ありのままの現実を直観する能力、③場をタイムリーにつくる能力、④直観の本質を語る能力、⑤物語を実現する政治力、⑥実践知(実践的賢慮)を組織化する能力だという。これはまさにリーダーに要求される資質だ。
 現象論の主観的共感を経営論につなげる回り道感はぬぐえないかな…。

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