あらすじ
夢の少女は実在した。
そして語られるこの世界の真実。
新たな世界の聖書、「内藤の脚本」を求めて少女は空間を超越する。
一方、「力」に目覚めた少年たちは、魔境と化した名古屋の地を目指す。
待ち受けるのは「強い3体」。
今「過去」が浸食される…!!
ハラハラドキドキだけじゃない。
読めば切なく、グッと来る、叙情派パニックホラー第2巻!!
感情タグBEST3
世界観が面白過ぎる
この作者さんの描く世界は、重くドロドロしていてダークな世界だけれど、
哲学の様な世界観と論理的な世界観が巧妙に織り交ぜられている。
ファンタージとミステリーとホラーの要素を同時に楽しめて、目が離せなくなる。
読み手を混乱させたかと思えば、上手く誘導したり、
登場人物と一緒に考えさせる演出が良く出来ている。
鬱屈した登場人物たち
怪物と化した本人もそうですし、彼のメモをSNSに投稿した知人、あと選ばれたらしい高校生の男女もそうですが、内面の描写に重きが置かれていて、作者、どちらかというとそういうのを描きたかったような。
なのでお話そのものはあえてありきたりにしているようにも感じますね。
続きはサンデーうぇぶりで読んでみるかも知れません。ある種のメタフィクションっぽかったです。