あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「おっ! こんなこともできるんだ! ! 」
●ビジネスや生活にどのような影響があるのか
・群衆から容疑者を見つけ出すには?
・ローンやクレジットカード審査の仕組みとは?
・AIが議事録の要約もやってくれる?
・手書き文字をAIはどうやって認識する? ほか
●最新トレンドを図や写真で紹介!
本書は、見開き2ページで右ページは図表という、サクサク読めることで好評を博している日経文庫ビジュアル版の1冊。図表を多く使い、わかりやすく解説しているのが特長です。
画像認識、音声認識の最新情報も紹介!
AIがずいぶんと浸透しつつある中、企業内のAI導入の第一歩についても、やさしく解説します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ビジュアル AI(人工知能)
著:城塚 音也
出版社:日本経済新聞出版社
日経文庫 1938
2019年時点のAIの解説です
いまだ、AI=人工知能というのは、誤解を与える名称かとおもいます。
AI=パターンマッチング
機械翻訳が正確な訳文を吐き出してきても、コンピュータがその言語を理解しているわけではない
生物が有する情報処理装置、脳とは、まったくことなる仕組みであり、コンピュータがその対象となる処理系を理解しているわけではないので、人工知能というのはまちがっているのではということです。
現在のAIを支えているのは、GPUなどの情報処理能力の飛躍的な進歩が背景にある
第1次ブームの推論エンジン、第2次ブーム エキスパートシステム、そして現代の第3次ブームである、深層学習:ディープラーニング+ビッグデータ、最近にはさらに、効率的な学習方法と既存のデータを反映するための生成AI、RAGなど、ますます発展を続けています。
AIの解法
①統計解析的アプローチ
②機械学習的アプローチ
複数の手法を組み合わせるロボット
①センサー、データ分析
②制御処理、状況診断、タスク生成
③出力処理、音声、行動
AIの適用範囲
①画像認識;顔認証
②音声認識:文字起こし、チャットボット
③文字認識:OCR
④言語理解:翻訳、要約、メール作成、議事録作成
⑤予測予報:天気予報、地震予報
⑥異常検知:故障予知、疾病予測
⑦判定:〇×、選択肢
⑧スコアリング:事象に点数をつける⇒45点、与信審査
⑨最適制御:自動運転、ナビ最適経路算出、
AIの応用技術
①RPAとの組み合わせ
②プログラムの自動生成
目次
第1章 AIの基礎知識
第2章 AIはこんな技術でできている
第3章 AI活用のトレンド
第4章 ここまでできる AIの実力
第5章 AIの未来を考える
第6章 AI活用のポイント
第7章 AIアプリケーションのしくみ
第8章 AIサービスの作り方
ISBN:9784532119386
判型:B6変
ページ数:176ページ
定価:1000円(本体)
2019年03月15日 1版1刷
Posted by ブクログ
タイトルの如く基本を教えてくれる本。右ページに図解があるので分かりやすい。
ホワイトカラーの業務を効率化するRPAという言葉(AI用語では無い)は知らなかったのでその辺りも知識になった。
クレジットカードの審査には適してるというのは納得。
Posted by ブクログ
ai についてビジュアルでわかりやすくまとめた良著。
内容が特別深いわけではないが、網羅的に重要論点に触れられており、初心者には最適と思われる
メモ
・ai の活用ステップは識別、予測、実行。
適用領域は知識探索俯瞰、コンテンツ生成、知識発見意思決定、コミュニケーション、知覚制御
・レコメンデーションは人に基づく協調フィルタリングか、自身の過去記事に基づくコンテンツベースフィルタリングのどちらか。
・てきようたーげっとの定め方
aiが得意なこと、作れること、運用できること、効果が高いこと
・ai導入フローについて、実績あるai の場合、机上検討後、すぐに商用開発に進めるが、実績に乏しい場合や導入効果の予測が困難な場合は技術やビジネスのpocを行なった上で商用開発に進む必要がある。