【感想・ネタバレ】異能の男 ジャニー喜多川 悲しき楽園の果てのレビュー

あらすじ

謎のベールに包まれたジャニー・擴(ひろむ)・喜多川氏の真の姿を、この半世紀に出てきた本人の言葉、証言や資料を分析して明らかにしていく。そこで見えてきた、「滝沢秀明の引退」「嵐の活動休止」などに揺れるジャニーズ帝国の真実とは? そして、誰も書けなかったジャニー氏の肉声を掲載し、アイドルを「輩出し続ける力」や「プロデュース力」、類まれな「戦術」「戦略」の源泉をひも解いていく。取材歴50年の著者が赤裸々に描く渾身の評伝!

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Posted by ブクログ

先日鬼籍に入られたジャニー喜多川の評伝。
著者は女性誌の記者時代にジャニーと交流があったとのことで、単なる憶測ではなく、間接的ではあるものの、ジャニー本人の考えがうかがい知れるところが本書の売りだと感じた。
ただ、一時期大騒動となったセクハラ問題についてはあまり深く掘り下げていないので、光と影の華々しい光部分が中心で、影の部分への言及が少ないのは残念。
影の部分に関わるジャニーの感性が、今の一大ジャニーズ帝国を築き上げたと巷間言われていることから、ジャニーと交流のあった著者ならではの、深い掘り下げがあって欲しかった。
もっとも、本書はジャニー生前に出版されたものなので、さすがにそっち方面は書きたくても書けなかったのかも知れないが・・・。

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2019年09月21日

Posted by ブクログ

ジャニーは挫折も多いが、時代の流れを読んでチャンスを待った。また、少年達のデビューに力を入れたが、デビュー後は放任主義で自分達でセルフプロデュースさせる。多くのスターを輩出する背景を筆者の視点で知れる。

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2020年05月28日

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