【感想・ネタバレ】桜下の決闘 吉岡清三郎貸腕帳のレビュー

あらすじ

宮本武蔵をこの上なく憎み、「二」の字が大嫌い。吉岡一門の流れを汲む剣豪・清三郎は、その腕を貸して利息を活計(たつき)にしてきた。顔は美しいが陰気な下女・おさえに見送られ、今日も自慢の腕を揮(ふる)う。そして巡り合わせた、200年の時を超えた復讐劇。二刀流よ、覚悟! 破天荒な剣士の生き様を描く、痛快時代小説シリーズ第2弾!

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Posted by ブクログ

吉岡清三郎貸腕帳シリーズ第二作。
相変わらずのハードボイルドだが、清三郎の祖父の方が輪を掛けてハードだった。
祖父に比べれば清三郎は情があるというか、冷徹に成りきれない。そこが救いであり魅力でもあるのだが。
その分、外道に対しては女だろうが容赦ない。
そしておさえとの関係も何だか展開がありそうだったのだが、この結末。さてどうなるのか。
今回はしつこい同心・吾妻が登場。彼が今後清三郎にどう絡んでいくのか。
第三作も楽しみ。

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2017年05月04日

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