【感想・ネタバレ】汚名のレビュー

あらすじ

徳川家康に信頼され重用されて、幕府草創期に辣腕を振った能吏・本多上野介正純(こうずけのすけまさずみ)。二代秀忠の世になり、「宇都宮釣り天井事件」の嫌疑で失脚、奥州に無惨な幽閉の身となる。権力の非情と冷酷、汚名に甘んじる自己犠牲。一切を黙して配所に赴く正純の潔い人間像を、陰密の目を通して骨太に描き出す、傑作歴史長編。権力の冷酷非情に甘んじる、自己犠牲の武士道!

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Posted by ブクログ

釣り天井事件で有名な本多正純を描いた作品。本多家に恨みを持つ奥平家が本多家に間者を送り込み失脚を狙う。本多正純が主役かと思ったら正純自身は作中には殆ど出てこなくて架空の人物謙作から見た正純が上手く表現されている。清廉潔白、権力闘争に巻き込まれたら切ない物語。

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2019年08月14日

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