【感想・ネタバレ】2つの粒子で世界がわかる 量子力学から見た物質と力のレビュー

あらすじ

世の中のすべては「ボーズ粒子」と「フェルミ粒子」でできている!2種類の粒子を理解すれば、現代物理学のエッセンスがわかる!■世の中を2つに分ける基準とは?私たちの周りにあるすべてのものは、目に見えない小さな粒子からできています。ではこの粒子は何種類あるのでしょうか? ミクロな世界を記述する量子力学によれば、あらゆる粒子は「ボーズ粒子」と「フェルミ粒子」の2種類に分けることができるのです。そして、これらの粒子が示す性質の解明は、物理学の発展において避けて通ることのできない難関だったのです。【本書の目次】第1章 この世は粒子でできている第2章 粒子か波か第3章 すべての粒子は2種類に分けられる第4章 量子力学の天才たち第5章 ボーズ粒子と超流動第6章 フェルミ粒子と超伝導第7章 ミクロな世界から宇宙まで。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

量子力学の複雑な理論の中でエッセンスと言えるボーズ粒子とフェルミ粒子の違いに限定したことで、非常に分かり易い。超伝導や超流動といったマクロで観察される量子的現象が超低温といった特別な状態でフェルミ粒子がボーズ粒子の性格を持つようになることが本質的であるのは目から鱗だった。

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2022年04月04日

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