【感想・ネタバレ】ゴーギャンの世界のレビュー

あらすじ

なぜ、35歳の富裕な株式仲買人ポール・ゴーギャンが、突然、その職を投げ打って、画家をめざしたのか? 「野蛮人」たらんとした文明人、傲岸と繊細、多くの矛盾、多くの謎をはらんで、「悲劇」へと展開するゴーギャンの「世界」。著者の詩魂が、ゴーギャンの魂の孤独、純粋な情熱、内なる真実と交響する。文献を博渉し、若き日の「出遇」から深い愛情で育んだ、第一級の評伝文学。毎日出版文化賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ゴーギャン関連の本をいくつか読んだが、この本がもっともすぐれた内容だった。ゴーギャンの心理にわけいり、深い考察を繰り広げる。福永武彦らしい、リリカルな表現のつみかさねで、ゴーギャンの謎に迫っていく。また読み返した一冊だ。

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2012年06月11日

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