【感想・ネタバレ】文化麺類学ことはじめのレビュー

あらすじ

拉麺(ラーメン)が『東方見聞録』のマルコ・ポーロによってイタリアに伝えられ、マカロニになったのは本当!? 日本のそばやうどん、韓国の冷麺など、アジア全域に形や名称、素材をかえてひろがる麺文化。膨大な文献を渉猟、「鉄の胃袋」をもって精力的にくりひろげるフィールドワークの成果を問う、世界初の文化麺類学の書。初めて体系化された、麺類大好き人間に贈る、画期的な麺類学大全!

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Posted by ブクログ

古くからの麺食文化といえば、中国とイタリア。
なぜこの二国で麺文化が発生、発達したのか。
また、イタリアから中国の間に麺食の文化は育たなかったのかを検証するために、世界の麺類を調査し、食べ歩いた成果を本にまとめたもの。
まあ、よく食うわ。仕事とは言え、タイでは25店の代表料理33種類を食べてみたり、イタリアではパスタを食べるために連日、昼夜とフルコースを食べ、帰国後に病院送りとなったり。
そこまでの情熱を燃やした研究の成果が本書。
読み物としても十分面白い。

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2009年10月04日

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