【感想・ネタバレ】仕事と心の流儀のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

死ぬほど読者で知り丹羽さんの読者になりました。
心に残った事を書き綴ります。
·努力の指標は自分では決められない、三段目までやってこそ。そこまでやれば他人の事は気にならない。
ビジネスマンとして、
·人を叱るときはTPO。相手の心境を考える。
上司として部下に任せて責任は取る。
甘やかしはしない。仕事の情熱を見ながら
指摘し育てる。
·真摯でいる。目先の利益を求めない。
経営者として、
·不良資産の一括処理は相当の覚悟と決断があり、
実行するには自ら態度で示し説明責任を果たす。
相手が納得行くまで。
·感覚を鈍らせないために電車通勤を続ける。
辞めたらただのオジサン、オバサン。
以上、大変勉強になりました。こんな人なかなか出会えないですが、世にでる経営者はそうなのかと思いました。自戒を込めて自分とは真逆かな(笑)

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2020年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書は元伊藤忠商事の社長であり、民間人で初の駐中国大使を歴任された丹生宇一郎氏が、自身の仕事に対する心構えを伝えてくれている。
その中でも特に自分に最もかけているものが、本書では最も大事だと言っている「情熱と気力」。しかしこれを持つためには今の仕事にやりがいを感じられるかも関係するため、非常に難しい課題である。
既に自分でも実践していることもあれば、新たに気付きを得ることもあり、何度でも読み返したい一冊である。

・失敗しない仕事をしていては成長しない。そして失敗したらすぐに上司に報告する。叱られて落ちこんでも、大きな事故を未然に防いだと頭を切りけれる。
・小さな失敗はたくさんし、大きな失敗を未然に防げばよい。そして同じ失敗を繰り返さないこと。
・逆に失敗していない部署は危険。失敗を隠しているか、チャレンジしていないということ。

・問題があることは生きている証。目的意識をもって常に考えているから問題意識が芽生える。

・組織の理論として、能力のない人に厳しい仕事をさせることはない。その人に期待しているからこそ送り込む。

・「自分は何がしたいのか?何のために生きているのか?」を常に意識し、何でも自分で考えて行動し、勉強して成長することが大事。
・自分のことではなく他者を思いやる「利他の精神」を持つ。それが人間になるといういこと。
・周囲のせいにせずに自分に原因があるのではないかと自問する。他人は変えられないが、自分は変えられる。それは自分次第。
・仕事を成長させるうえで最も大切なのは「気力と情熱」。

・上司の喜びは、部下が喜んで仕事をして健康で生活をし、この上司と一緒にしてよかったと思ってくれること。
・上司は部下だけでなくその家族も含めて責任を持たなくてはならない。責任とは、部下の能力を伸ばし、活かしていくこと。
・そのためには、部下の「生活履歴」まで踏み込んで頭に入れること。
・自分が部下なら上司にこういうことをされたら嬉しいと思うことをしてあげればよい。部長止まりで終わる人の一番の違いはそこにある。
・アメリカのある調査では、会社を辞める最も大きな理由は給料ではなく、人間関係。特に上司と部下の関係は大きな比重を占めている。
・不満を持たれる上司の特徴は以下の三点。部下の人格を認めない(セクハラやパワハラ等)、部下を信頼せずに奴隷のように扱う、絶対に褒めない、
・部下をきちんと扱える数は30人まで。
・部下に嫌われるのが怖いと思うような上司では、部下は成長しない。嫌われるのが怖いのは、自分に自信がない証拠。
・ビジネスの世界では、自己評価は何の意味もない。重要なのは他人の評価。自己評価より他人の評価が低いと不満を持つ人は多く、上司や会社のせいにするがそれは単なる自惚れや自意識過剰に過ぎない。

・本を読んで心に引っ掛かる個所があれば、線を引いたり付箋紙を張ったりし、余白には感想などを書く。読み終えたら、その箇所を読み返す。そして、重要だと思うものはノートに書き写す。最後に書き写すことで記憶に残る。やり方は人それぞれなので型にはめずに出来ることから始めて、続けることが重要。

・経営とは、世の中の動向に絶えず目を光らせながら、どの段階(川上か川下か)がこれから儲かるか、利益の源泉はどこにあるのかを見極めなければならない。

・本当に身体が震えるくらいの緊張を感じる仕事をすること。そうすれば、心にいつまでも残る大きな喜びや感動を味わうことができる。どっちに転んでもたいしたことがないような仕事を続けても、感動や感激はない。

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2019年09月01日

Posted by ブクログ

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ビジネスの修羅場を数多く経験した丹羽宇一郎さんが、働くことの本質を語った本。

元伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎さんが仕事で経験してことから、仕事を通して得られる喜びについて話しています。

努力を続けていれば、現状を変えることができます。丹羽宇一郎さん曰く「人間は死ぬまで努力だよ」。

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2021年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

情報は、現地へ飛んで自分の目で確かめる、くらいの気持ちで。一次情報を得ることの重要性はますます増大している。ただ読むだけでは情報を得ているだけでしかなく、考えることが大事だ。
このあたりは、本当にそうだと思った。

p202
考えながら読むことによって、さまぞまな情報が有機的に結合したとき、はじめて知識になるのです。

p203
考えながら読むことと共に大切なのが、自分自身で一次情報を手に入れる努力です。

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2023年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

丹羽氏による仕事に対する心構えが熱く書かれている一冊。

「悲観的に考えて、楽観的に行動する」
「くれない症候群から抜け出せ」
良い言葉だと思った。

やや昭和的な内容かもしれないが、今の時代にはそのような考え方もある程度は必要。

努力の必要性、勉強しないとチャンスは来ない。

私が部下を持った時にもう一回読みたい。

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2020年02月29日

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