【感想・ネタバレ】うつくしい繭のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2018年12月30日

やわらかな光のように再生する、物語たちだった。この櫻木さんの作品はこれから多くの人たちに読まれていくようになると思う、「珠」のように多層な現実、過去、未来、幻惑、自然、時間、空間のイメージを読者に喚起させ想像させる。そしてひとりの人間の個にある心情風景たちがさざめき、彩りを強くしながら過去から現在に...続きを読むいる自分につながり、未来へ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月28日

短編。

復興途中の東ティモールで死者の声が聞こえる少女が止める声を振り切って選んだ決断。

恋人と親友に裏ぎられ、ラオスの山奥で非日常な体験をして
親友との幼い頃からのつながりを知ったレモネード。

病気の兄のための新薬を探すために南インドに来た中瀬と再会した友人。

不思議な貝を食べたことによっ...続きを読むて自分の魂のこもった石を手に入れた南西諸島での出来事。

最後の話が特に面白かったなあ。
天真爛漫な友達と、孤独な私。

「君は、わりと孤独なんだな?」

そりゃあ自由奔放な女の子のほうが惹かれるに決まってるけれど、
はっきりと孤独なんだなと言われると傷つくなあ。笑。
これは書かれてないけど、それすらも笑い飛ばせるようになれるくらいの未来の時間の経過と主人公の成長もなぜか感じた。

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Posted by ブクログ 2019年09月26日

〈声〉とか〈魂〉とかと言っても、スピリチュアル系とは違う、あえて言うならやはりSFということになるのだろうか。不思議な物語だった。

全ての物語が緩く繋がっているのだけれど、前半の『苦い花と甘い花』『うつくしい繭』が私はよかったな。

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Posted by ブクログ 2019年08月26日

面白かった
なんだかんだ表題作のうつくしい繭がいちばん好き。断片的で、あえて削がれた情報による空白が抒情的だった。

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Posted by ブクログ 2023年02月19日

コークスが燃えているが良かったのでデビュー作を読んでみた。
4話あってどの話も風景や情景が美しく描かれていたのが印象的。ストーリーはSFみがあって好みが分かれそうだなー。現実か非現実か曖昧なふわふわした感じがよかった。

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Posted by ブクログ 2021年10月13日

短編小説集
巡りものを読むのがおおい。

関係の進展。
悩み、こじらせていることを終わらせたい。

ちゃんと、新しい巡り合わせはくるのか。

モヤモヤ。

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