あらすじ
魔族相手の戦争で連戦連敗の異世界で人類は、逆転を賭けて大規模召喚魔法を完成させ、なんと、平和主義を掲げる日本国を召喚した! 状況が飲み込めないまま、人魔闘争に参戦することになった、現代の日本国。魔族軍vs自衛隊! 法的根拠も、戦略資源も、弾薬も、食料も、そして総力戦の覚悟もないまま人類滅亡前夜の異世界に放り出された日本国は、それでも絶望的状況の中で生き残りを賭けて戦う!
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面白いですが。
着眼は凄く良いですし、現代科学と魔法を上手く拮抗させて迫力ある描写で描かれています。話のテンポも良いと思います。
作者殿は日本、魔族、正統の三視点それぞれに正当性を持たせて、単なる善悪で語れない背景を描きたかったのはわかります。例えば初代ガンダムのように敵味方それぞれに人生があり、それぞれに共感できる、みたいな。それぞれの陣営にそれぞれの共感できるキャラが居て、それが複雑に絡み合って『異世界三国志』のようになると良いなぁって思います。
かったるい
どう言う経緯かは、読みたい人は読めば分かるのは言うまでもないんだけど、とにかく日本が丸ごと召喚される。
ただ、それが憎たらしくかなり訳ありで日本にやたら詳しく、更に日本が大嫌いでむしろ日本の敵に近い、超ムカつく女王だか王女だか最高司令官だかに召喚されちゃう。
敵の魔族の飛行隊の会話もやたら現代的。
飛龍が音速を超え、噴進弾とか誘導方式はとか、無双系の物語では決してない。
クソッタレな王女みたいなのに翻弄され、やり込められる日本政府。
勝てそうもない自衛隊。
前半ぐらいまで読んだら、あっと言う間に面倒臭くなって本を閉じた。
ゴチャゴチャした文章と、気持ちの良くないストーリー。
疲れました。