あらすじ
アルキメデスからニュートン、フーリエ、そして量子力学。変化を記述する数学、解析学の面白さが分かる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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Posted by ブクログ
改めて解析学のモチベーションを確認するために読んだ。中身は大学数学における微分積分,関数解析,複素解析,ルベーグ積分,さらには量子力学への応用までカバーしている。
Posted by ブクログ
実数は有理数と無理数に分けることができる。
有理数は整数/整数で定義されているため、整数・有限小数・循環小数に分かれている。一方、無理数は循環しない無限小数となる。
ここまでは、中学校で習うこと。私自身それ以降、この範囲について自ら勉強する事は無かった。しかし、よくよく考えてみるとこれはとても不思議な事である。無理数とは無限に並ぶ数の列。どこまで行っても終わりがない。そのような数字をどうやって定義するのか。歴史上の天才がどのように「無限」の闇に立ち向かったか。またそのような試行錯誤が本書の本筋である「関数の解析」にどのように応用されていくのか。(6章)解析学発展の流れとともにわかりやすく説明されている。