【感想・ネタバレ】虚の聖域 梓凪子の調査報告書のレビュー

あらすじ

元警察官にして探偵・梓凪子に舞い込んだ依頼は最悪のものだった。理由はふたつ。ひとつは、捜査先が探偵の天敵とも言える学校であること。もうひとつは、依頼人が、犬猿の仲である姉の未央子であること。大喧嘩の末、凪子は未央子の息子・輝也の死を捜査することになる。警察は自殺と判断したにもかかわらず、凶器をもった男たちに襲撃された凪子は、事件に裏があることを確信するが――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

警察辞めてる…とまず当惑する。「貌の〜」を先に読んだせいかな。私はこちらが圧倒的に面白かった。姉とのゴタゴタは読んでいて辛い部分もあったけど、これは姉が悪い気がする…。自殺か、他殺か、事故か、イジメか、はたまた薬物か…と思わせておいて真実も犯人もとても意外。そこに落ち着けたのか、と唸ってしまった。最後はかなり切ない。ただ、「彼女ならやるだろうな」と思えるくらい、姉も色んな意味で怖い人だった。ハードボイルドな描写も読み応えあって良かったです。

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2019年03月24日

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