【感想・ネタバレ】記憶の隠れ家のレビュー

あらすじ

あなたは覚えているのでしょうか。激しい愛の思い出も、暗く静かな憎しみの過去も、すべてを搦めとり封印してしまったあの「家」のことを……。記憶の深みに隠されていた悲劇の真相が、いま甦る。心を震わせる甘やかな痛み、眩暈を誘うストーリーの螺旋。意外な結末が待ち受ける、心理サスペンスの傑作短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なんらかの家にまつわる記憶短編集6話。
刺繍の家
獣の家
封印の家
花ざかりの家
緋色の家
野ざらしの家
解説は結城信孝

「刺繍の家」は、結末の説明が十分にないところが恐い。読者がいろいろかってに想像できる。
「獣の家」は、「キノコ」の家と呼んでもいいかもしれない。結末が恐すぎ。
「封印の家」は、義母の愛情か,自分の思い込みか、家族について考えさせられる。
「花ざかりの家」は、女性が気が狂う話でちょっと苦手。
「緋色の家」は、推理小説はこうじゃなきゃというような展開。「
「野ざらしの家」は、父親と娘の関係がいま一歩理解できていない。ある意味恐い。
この本は、恐い,本当に恐い。

あとがき、解説がないのがさびしい。

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2012年11月04日

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