あらすじ
第1章 「論理トレーニング」と「国語」教育 / 第2章 生活の中の論理 / 第3章 「対」と「言い換え」 / 第4章 「比較」と「譲歩」 / 第5章 「分類」と「矛盾」 / 第6章 「媒介」 / 第7章 文の流れ[文脈]を読む / 第8章 テキストの全体を読む
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Posted by ブクログ
論理の基本は対・言い換え・媒介の3つである。
対と言い換えは、二つの対象を比較することである。
対は、対象の二面性の相違点のことであり、言い換えは、対象の二面性の共通点のことである。媒介は、三つの対象(以下、ABCとする)の関係のことで、AとCは直接関係せずに、Bによって関係付けられている状態のことをいう。Bを媒介項と呼ぶ。
論理の基本がこの3つである理由は、ある対象を理解することは、対象を何かと比較(対と言い換え)することから始まり、具体(対象)と抽象(本質)をつなぐ媒介項を探究すること、だからである。
Posted by ブクログ
私が心の底から望んでいるのは、翻訳家になるということではなく、私自身から超越して世界を成り立たせている、言語の役割を味わい尽くすことだとわかった。
Posted by ブクログ
小中高と苦手だった国語。感性で解いていたボブ…深く反省しております。
「論理」をキーワードに文章の読み方を解説している良書。
そういえば、塾でバイトしていた時、とある講師の先生が、
解答を導き出すのは「感覚」ではない。
それが答えとなるのには<理由>があるはずだ。
というようなこと言っていたのを思い出す。
「対」「言い換え」「比較」「譲歩」「分類」「矛盾」「媒介」「直前・直後」…
これらのことを意識しながら「読む」と読み込む深さが変わるかも…(¬ー¬)
加えて、これらを意識して「書く」と格段にレベルが上がるかもよ…(≧ ≦)Ω
Posted by ブクログ
2013年01月 04/04
文章の読み方、構造の理解を学べる本。「対」「言い換え」「媒介」「傍流」などの読み方を実践して身につけたいところです。