【感想・ネタバレ】福島第一原発 1号機冷却「失敗の本質」のレビュー

あらすじ

官邸や東電本店の要請に従わず、海水注水を強行した吉田昌郎・福島第一原発所長。日本中が喝采を送った「海水注水騒動」だが、事故から5年半経って原子炉にほとんど水が入っていなかったことが判明した。6年にわたる検証で浮かび上がってきた数々の「1号機冷却」の謎に迫る!東京電力技術者や原発専門家ら1000人以上の取材して浮かび上がってきたのが、原子炉冷却をめぐる「情報の共有」に失敗という事実だった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

NHKスペシャルを見ていなかったので、本書の事実に驚愕。
・冷却装置イソコンを40年間動かさなかった
 →イソコンが動いていると勘違いにつながった。
 →訓練でイソコンを動かすと原子炉に影響を及ぼすリスクがある。
 → 小さなリスク回避のために、大きな事故につながった。
・事故発生から12日間原子炉に届いた冷却水はほぼゼロだった。
 →吉田所長にすべての責任が集中。
 → 人間、正しく判断できるのは72時間が限界。
 → セカンドチームが必要

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2018年01月28日

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