あらすじ
ピアノファン、ショパンファン待望の1冊! 「エチュード」「バラード」「マズルカ」「ポロネーズ」・・・。世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ女性ピアニストが、ショパン代表的な名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!
著者は、作曲家は基本的に演奏家に親切だといいます。こうしてほしいということは、楽譜の何気ない指示にすべて書き込まれているからです。
プロの見方を知ることで、ピアノを弾く人にはもちろんのこと、ただ聴くのが好きなだけの人も、音楽鑑賞の楽しみがよりいっそう深まること間違いなしの1冊です。
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Posted by ブクログ
ピアノを弾く彼女と別れてしまったのが悲しすぎて、なんとなく買ってしまった。
ショパンは高校生の頃から聴いていたけれど、「雨だれ」と言われてもピンとこないくらい、なんとなくぼんやり聴いていただけだった。
この本では、「革命」などの通称も併せて記載されていたりするので、「ああ、『革命』ってこの曲のことだったのか」と納得しながら読めた。ぼんやり聴いてきた自分でも最初から最後まで読み通すことができた。
解説は曲が作られたときのショパンの状況や、どのような演奏を心がけるかなどの情報を交えながら書かれている。音楽用語は(前作の『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』を読んでいないからかもしれないが)ちょっと初心者には難しかった。ちょっと時間をおくと用語を忘れてしまうので、ときどき調べながら読まなければならなかった(それは他の専門書でもそうかもしれないが...)。
この本を読み終えたら、ピアノの聴き方がちょっとだけ変わったかもしれない。細かい音を聴こうと心がけるようになったし、ピアニストがペダルを踏む姿を想像しながら聴くようになった。前よりもピアノに没頭することができるようになった気がする。
全くピアノが弾けない人でも、読んでみて損はないと思う。楽しく読める。けれど、ピアノを弾けない人にとって、技法的な部分の理解にはやはり限界があるので、全て理解するということは経験者か知識豊富な人でなければ難しいかもしれない。