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Posted by ブクログ
ロシア人女性ピアニストが語るバッハ、モーツアルト、ベートーベン、シューベルト、シューマン、ショパン、リスト、ムソルグスキー、ドビュッシー、ラヴェルなどのピアノ曲を演奏する際に考えていること。演奏家自身がこんなことを考えながら(解釈して)演奏しているのだという裏幕でもあり、非常に興味深かった。
バッハの音楽のポリフォニックさは、家の中の子供の声から来ている!モーツアルトはオペラのように登場人物のキャラクターが踊りはね、神様の近くを飛んでいる!(対してバッハは一歩ずつ神のところへ連れていく)モーツアルトは声の美しさ、息、響き、心の動き、顔の表情をピアノでどう表現するかとの説明はおそらく著者がいつも意識しているのだろう。ベートーベンの32番ソナタ第2楽章の中で、ハ長調が出てくる瞬間、「あっ、これ!これを探していたんです」みたいな場所との解説、ぜひこの個所を聞いてみたい。
シューベルトは弾いていて肉体的には汗をかかないが、精神的には汗びっしょり、へろへろになる!との説明の中に、演奏家の藝術家としての本当の大変さを見たように感じる。
またムソルグスキーの説明の中では、「苦しみや痛みを表すために、ペダルをわざと残して弾き、響きを少し濁らせる!」凄い世界である。楽譜が読める人には更に魅力的なのだろう!
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