【感想・ネタバレ】新装版 顔に降りかかる雨のレビュー

あらすじ

これぞ桐野夏生の原点。江戸川乱歩賞受賞作!親友の耀子が、曰く付きの大金を持って失踪した。夫の自殺後、新宿の片隅で無為に暮らしていた村野ミロは、共謀を疑われ、彼女の行方を追う。女の脆さとしなやかさを描かせたら比肩なき著者のデビュー作。江戸川乱歩賞受賞!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一時桐野夏生にはまっていた頃があり、今はあまりかなぁと思いつつ、新作のダークネスを読んだ。その第一弾。あまりに年月が経ちすぎてすっかりミロの詳細を忘れていたので、読み直し。
レビューに書いていらした方と同じ。
すっかり忘れていたので、新鮮。NTTの104の電話番号案内!とか懐かしい。
友達を失う辛さ、とりわけミロは夫も亡くなってるし、肉親も遠方に住む父だけだし。
昔読んだ時は、多分 そこのあたりは気に留まらなかったと思う。
第二弾も読んでみるつもり。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

村野ミロシリーズの第一作。
先に二作目を読んで、彼女の夫の自殺理由などいろいろ不明でもやもやしたので第一作に遡って読んでみたのですが、もやもやは晴れず。

村野ミロって、亡くなった人のことをうじうじ考えている割に、今現在の人間関係を大切にしているように見えない。
頭は切れるけれど行動は衝動的で、他人の不幸にいっさい心を痛めた様子がない不気味。

登場人物みんなに言えるのだけど、セリフや肩書で人となりが語られるだけで、互いの人間関係をあらわす様なエピソードがないので、非常につながりが薄っぺらく感じられる。

二作目を読んだうえでの今作の感想としては、精神的な安心感を与えてくれる男、性的な満足を与えてくれる男、仕事を回してくれる弁護士等を周りに配置して、ミロは誰かのために何かをしたの?
受け取るばかりの女が、ハードボイルド気取るなよ、というちょっとした苛立ち。
でも、第三作目も読むよ。

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2020年11月03日

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