【感想・ネタバレ】崖際のワルツ 椎名うみ作品集のレビュー

あらすじ

選考委員・萩尾望都氏が感嘆した、アフタヌーン新人賞「四季賞」受賞作。『ボインちゃん』教師と生徒。その埋めがたい溝をめぐる絶望と激高。『セーラー服を燃やして』華と律――ふたつの異なる才能が、舞台上で激突する。高校演劇青春活劇!!『崖際のワルツ』

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購入済み

良作

読むものの、何でも理解できる範囲にとりあえずまとめてしまう先入観を、破壊してくれる一冊でした。

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2021年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「理性と狂気の崖際を踊る」このセリフがこの作品集の魅力を言い表していると思う。
作者は異端の感覚の持ち主だ。
彼女の視界から見える世間はシュールで狂気に満ちている。
ちょっとした視点の違いで普通が正気が理性が狂気に変わる。
狂気が才能となることもある。
空気が読めなくて外れてしまう人、空気を読もうと必死になっている人に救いになるマンガだ。

0
2018年01月27日

Posted by ブクログ

"『違うの
あたしあなたに嫌われたくなかっただけなの
全然信じてなかったし 正直どうかと思ってたけど繋ぎ留めたかっただけなの
やっぱり嘘は吐きたくないな……
よし決めた
何でもかんでも律に合わせるのはもうやめよう
ふっきれたら 楽しくなってきちゃった』"[p.119_崖際のワルツ]

無邪気で無自覚な悪意が滲む人間の怖さを感じる。それがまた絵とすごくマッチしてて好き。

「ボインちゃん」
「セーラー服を燃やして」
「崖際のワルツ」

0
2020年09月20日

Posted by ブクログ

やっぱりどっか精神的にキテるっていうか
やばい感じがするのがこの作者の個性なのかな。
読み切りの時からその個性が光ってます。
好き嫌いがわかれる作風だなって思うけど
私はけっこう好きだ。

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2017年11月10日

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