あらすじ
日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する
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Posted by ブクログ
知ってはいけないのでは無く既知ですが・・・
本書に述べられている事の殆どは戦前から戦争に命がけで言論の力だけで反対して来た100年続く野党=日本共産党が訴え続けて来た事と同じである。
何より重要なのは、全く別系統のイデオロギー的にも異なる(であろう)著者が「思う事では無く自分で調べた事実」を積み上げた結果、この党とほぼ同じ結論に達している事である。
自然科学の世界では追実験が重要であるが、これと同じである。つまり相互にその正しさを証明している。
今緊急に必要なのはロシアの侵略戦争を止め、日本に戦争をさせない事である。それには「保守か革新か、右か左か」では無く反戦平和勢力の共同した闘いが直ちに必要であり本書はその一助となるだろう。
ロシアのウクライナ侵略は許しがたい蛮行であるが、それもこれも「アメリカの掌の上」での事である。ロシアのウクライナ侵略より前のウクライナ人同士の殺し合いの狂気はCIAの手引きで行われている。
そしてアメリカの戦争政策の邪魔ものとして今日、100年続く野党を破壊しようとする動きも、マスコミを含めはじまったが、それはアメリカのCIA関連の謀略では無いかと私は疑っている。何故ならその手先と思える松竹信幸氏の主張はCIAの事実上のエイジェントである、G・ソロス氏と酷似しているからだ。
Posted by ブクログ
怖いですね。
戦後、アメリカ軍と日本が結んだ密約によって、植民地化している。
アメリカは、日本のどこにでも好きなように基地を作れる。また、日本の旅客機の飛行ルートは、アメリカ軍に支配されて、不自然になっている。
どうすれば、いいのでしょう?
Posted by ブクログ
米国の占領国からスタートした頃の権力の構造が維持されているとのこと。
日本に長く住んでいれば、政治家やマスコミの言論・主張を眺めていれば、この権力のトップに君臨する偉い人たちにアンタッチャブルな領域があることは見えてくる。東京の地下鉄を何年も利用しているうちに、皇居の下だけスッポリと空間があることがわかってくるみたいに。
この本は、そんな皇居の地下の地図のような一冊。
Posted by ブクログ
日米間の不平等な関係やどうしてそのような状況になったのかは
歴史的経緯を含めてよく分かりました。
日本全土のどこにでも米軍は基地を作ることができるということや
横田空域のことなどは知らなかったのでそういった事実は
知る必要があるとは思いますし、あまりに世界標準とかけ離れた
日米関係は是正すべきだとも思いますが
この著者の目指したい場所が伝わってきませんでした。
結局戦争のない平和な世界というのが現状絵に描いた餅である限り
自国のことは自分たちで守るかそれが出来ないのであれば
米軍(国連)に守ってもらうしかないと思います。
ただ著者は今のままだと米軍の指揮命令のもと自衛隊が国内外で戦争行為を
行うかもしれないとも煽っています。
日本が現状の米軍支配から脱却した後、国防についてはどうするのか
という話になった際に自衛隊の軍隊化は避けられない議論だと思いますが
そこにはどうも反対のような感じを受けました。
結局どっちつかずで中途半端な印象を受けました。