あらすじ
1通の新聞投書からはじまる、悲劇。父が遺してくれた家に、見知らぬ家族が住み着いた。しかも我が物顔で。「居候の女性が出て行ってくれません」。悩める十六歳から大洋新聞の「「よろず相談室」に届いた一通の人生相談。掲載された回答から導かれた予想外の悲劇とは。投書される誰にでも起こりうる身近な事件が、大きな殺意に繋がっていく。ラスト1ページまで目が離せない!
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Posted by ブクログ
数年前から気になってた本ですが、ようやく読むことが出来ました。
そして初の真梨作品。
面白かった!
沢山の登場人物やストーリーが繋がっていく話が好きなのでとても好みに合い、最後まで楽しく読むことが出来ました。
頭の中だけでは整理できなくなり、途中から相関図を書きましたがそこまで思わせてくれた複雑さにワクワク…。
単なる人間関係だけでなく、少し出て来た名前やエピソードもメモしておくと「あの人とこの人は同一人物か!」という発見もあり面白かったです。
短編ごとに出て来る人生相談の投稿者を考えたり、ペンネームの意味に気付くのも楽しい!
(レッドウイング=赤羽に気付けたのが嬉しかった笑)
ただ、あまり本筋とは関係ないエピソードかな?みたいなものもあったり、きっとこの上を行く真梨作品もあるのだろうという期待も込めて星3つ。
他の作品も読んでみたい作家さんとなりました。
Posted by ブクログ
読みやすく物語に引き込まれ集中的に読んだが、登場人物が多いことと時間が行ったり来たりする感じで全体像が掴みにくかった。
最終的にも期待したほどの結末ではなく消化不良。
Posted by ブクログ
人生相談の1個1個は楽しく読めましたが、結局騒音敏感隣人おばさんが川口さんだった、っていうことだけで、それも特にぞくっともせず。
安田さんだけ可哀想でした。
Posted by ブクログ
イヤミスとは知らずに読みました。
全く予備知識ない中で読んだので、
最初の2編くらい読んで、
あれ?このまま淡々と進む感じ?
と思っていたのですが、
貸してもらった人がいつも面白いものしか貸さないので、
いやそんなはずはない。と思いその先も読むと…
まぁ、すごい人物が絡み合って次から次へと事件が起きます。
しかも、偽名だったり名前が変わっていたりで
「えっ、この人がこの人だったの⁈」的なことも多々。
小説内で最後ふんわりとしか描写がないものは、
ググって答え合わせしました。
相関図を書きながら読むのをオススメされてる方も多いですね。私も途中で書きたくなりましたが面倒くさくてそれも検索しました笑
全体的に後味悪い(あまり悪くない人が殺されてしまったりおかしくなったり)ですが、ミステリーとしては面白いです。ちょっと消化不良にはなりますが…