【感想・ネタバレ】自殺するには向かない季節のレビュー

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Posted by ブクログ

1巻完結。
"死ね"、を簡単に吐く人への警告なのか呪詛なのか、あるいは告解なのか。
主人公は自分の吐いた"死ね"で同級生が自殺したことを気に病んで、過去に戻った。てっきり同級生=雨宮翼を救うために奮闘するんだろう、と思ったら自殺の手伝いをするとは驚いた。手伝いをする、といったが正確には雨宮にさせられる訳で、この雨宮翼という少女かなり怖い。船乗りを死へ誘うセイレーン、といったところか。もう一人、屋上仲間の深井はメフィストフェレス。主人公の弱みに忍び寄り、より深い罪に誘う果実=タイムリープする薬を与えるのだ。
この作品自体にも死神が潜んでいる。文章の端々に"希
死"、いや"否生"がある。なんとなく思っていることがリアルな文字で突きつけられる。あぶないあぶない…
この作品を新人賞大賞に選んだ講談社の選考者、冒険者だね。
ラストシーンは罪深い。もしかして雨宮翼、割りとイイ女?

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2023年12月20日

購入済み

既視感あったけど

やっぱり以前に読んだ事のある作品だった。
でも良い作品には変わりなかった。

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2020年02月22日

Posted by ブクログ

『自殺した少女』に執着する主人公
いきなりタイムスリップが出てきますが、不思議と無理矢理感はしませんでしたね

主人公のヒロインに対する感情が愛とかでなく、何となくからくるものなのが新鮮で楽しめました

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2019年04月26日

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