あらすじ
タロットカードは、なぜ謎めいた存在になったのか。最新の研究成果を盛り込み、タロットカードが占いのために使われるようになった歴史や背景を解明する。また、絵の図像の文化的背景から、「鏡リュウジ流」解釈までを丁寧に解説し、具体的な占い方までを紹介。これ一冊で、タロットのすべてがわかる。タロットはもちろんのこと、西洋魔術やオカルト、ユング心理学に興味を持つすべての人、必携の本格的入門書。
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Posted by ブクログ
タロットについて概略的なことが知りたかったので、この本を手に取りましたが、面白かったですし、ためになりました。
第一人者である著者が、所詮はタロットだから当たる方が不自然でしょ?と言っていることに好感がもてる。そんなタロットがどのような形で神格化されてきたか。そして、いまなお支持され、著者自身も占いというより、自身を知る手がかりのツールとしてどう活用するか?が書かれていて、ますますタロットに興味がわきました。
タロット占いに懐疑的な人も。興味がある人も是非ご一読を。
Posted by ブクログ
タロット占い勉強中の私にとって歴史の教科書。
流れが書いてあるのがとても助かる。
タロットやってる人は一読して損はない感じ。
けして面白い本ではないけれど、私にとっては教科書だからなぁ。
Posted by ブクログ
タロットの歴史や考え方などがぜいたくなくらい、ぎゅーっと詰め込まれている一冊です。
カードを活用していこうとしている方への信頼が感じられました。
必要に応じて繰り返し開いて、自分の頭で考えて、理解を深めていく使い方が合いそうです。
新書サイズなので、カードと一緒に保管しておき、持ち歩くのにもよい感じだなと思いました。
Posted by ブクログ
「メディア占いの鏡リュウジさん」とは少し違う、歴史的な視点でタロットを紐解く1冊。ロマンたっぷりのタロット伝承を、実証面からある意味切り崩していく。結論として、占いカードとしてのタロットの歴史は浅いことが明らかになる。けれど、それはタロットの魅力を損うものではないだろう。むしろ深みが増したように思う。特に、セルフカウンセリングツールとしてのタロットについては、より深く知りたいという関心が湧いた。
Posted by ブクログ
鏡リュウジでタロットとくればタロット占いの本のように思えるが、本書ではタロットとは何かについて真正面から考察し、占い方はおまけ程度。貴族のカード遊びがなぜ占いの道具になったのか、日本にはどのっように持ち込まれ広がったのか。そして現在のタロットはどのような位置にあるのかについて考察している。また芸術作品としての側面、図像学から見たタロットの意味などにも触れている。
タロットの起源がフランスのオカルトブームであるとあっさり明かしてしまっているが、それが却って氏の真摯さを現しているように思う。また、タロット占いの例でのタロットの意味にとらわれることなく、クライアントが感じたカードの印象からアドバイスする例からは、タロットを必要以上に神秘的なものとして扱わず、クライアントの深層心理を引き出すツールとして使っている様子が伺える。占い師というよりもカウンセラーのようであるが、もしかしたらそのあたりに氏の人気の秘密があるのかもしれない。
Posted by ブクログ
タロットカードの歴史とともにそれぞれの時代背景、宗教、文化などと関連させて解説。
これが非常に興味深かった。はっきり言ってタロットカードを活用する気は全くなかったものの、手にとって眺めて、気が向けば使いたい。それくらい、面白く読まさせてもらった。
未来を占うものなのか、ただのこじつけなのか。
それを議論するのは本当に野暮。
セラピーにもなり、アトラクションでもあり、そして真実を言い当てる。古代から語り継がれる叡智でもある。
Posted by ブクログ
鏡リュウジって、もっとエキセントリックな人なのかと思っていた。インスピレーションを大切にしているようだが、タロットに対するスタンスが変にオカルトじみておらず、たいへん読みやすかったし、面白かった。
Posted by ブクログ
タロットの起源からその後の歴史が詳しく書かれていて面白かった。
ヨーロッパの歴史に詳しくないので、途中かなり難しかったけど。
「ユングの「元型論」」「集合的無意識の反映としてのタロット」」などこれまでタロットとは関連付けて考えたことがなかったことが書かれていたのも良かった。
それぞれのカードの説明とタロット占いの実例についてまでも網羅されていてすごく充実した本だった。
p26
「自分の状況を冷静に見ながら、偶然に現れるシンボルと突き合わせ、そのときの状況を異なる視点から分析していくツール」
p29
「「元型」的なイメージとして扱うことで一種の自己セラピー的な価値もある。」
p113
「人の進歩を妨げるよう働きかける無意識的な動機や、隠れた恐怖や懸念を露わにする」
p137
「答えは自分が知っている」
p185
「セルフカウンセリングのツールとして用いるためには、あえてカードの意味を「深読み」する必要がある」
p199
「「どうすべきか、何をすべきか」ではなく、「自分はどうしたいのか、何をしたいと感じているのか」を自分に問いかける」
p306
「自分の無意識と対話する場」
Posted by ブクログ
タロットそのものの説明というより、鏡さんの解釈や説明が良かった〜〜文中で仰っていたように、占いってロジカルな側面とフィーリングの側面があると思うけど、この本はタロットのロジカルな部分の説明に比重を置いている。
カードの解釈や説明が面白かった!好きなカードが増えた気がする。
難しくて分からないところも多かったけど、タロットの歴史もさーと眺められて、その幅広さ?に驚いた。誤読で発展してきたのを生命に準えているのはふふふとなった。