【感想・ネタバレ】アスペルガーの館のレビュー

あらすじ

アスペルガーの当事者である私が、言語聴覚士となり、アスペルガー者の妻となるまで。当事者・支援者・家族という3つの立場で「見えない障害」を生きる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

テーマは重そうに見えるけど、シリアスになりすぎない文章が素敵。落ち着いてる。

兄弟児の事、私は申し訳なくて考えないようにしてたけど。「母が○○のために10頑張ったのなら私も5くらい頑張った」文(うろ覚えで少し違う。ごめん。)
もっともだな。でもその日々を返せないジレンマ。どっちも必死だったし。切ないな。

支援者と母(父)の二足のわらじで当事者を自立出来る様に育てていくって、どれだけ大変なんだろうと思った。母として優しくしたいときもあったろうし。

遅くに障害がわかるのと、始めに聡い身内にわかってもらって育てられるのどっちも大変なんだろうな。早くにわかった方って、お母さん(お父さん)が細かく考えて冷静に必死に育てておられる様に思う。
同時に当事者もめちゃくちゃ頑張ってきたんだろうなって思った。
ご夫婦とも手に職があり、だから安心して読めた。みんな幸せでいてほしい。。

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2018年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私も当事者だからかもしれないけど、アスペルガーといっても普通の人なんだなと改めて思った。こんな程度の違いも“障害”としなければならないなんて、ね。一人ひとりが自分の脳の特性を理解して、「普通になるため」ではなく「より快適で心地良い毎日を送れるため」に療育の場が設けられればいいなぁと思いました。

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2013年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだ発達障害が世に知れ渡っていない時に作者が小さいころに運よく自閉症と診断をされ療育を受けて今現在は言語聴覚士として働いていて支援者としての立場でもあり当事者の立場でもありそれらの観点でいろいろ書かれているし、また旦那さんもアスペルガーであり結婚生活のことや作者自身の生い立ちなども綴られています。けっこう読んでいて共感する部分も結構あって当事者の人や当事者の親御さんにとってはためになる一冊だと思います。

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2012年07月22日

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