【感想・ネタバレ】アスペルガーの館のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年03月23日

アスペルガーなど発達障害に関心のある方は、ぜひ読んでみて頂きたい本です。
村上さんがアスペルガーに対して、当事者・家族・支援者という3つの立場に位置しており、それぞれの立場からの体験がつづられています。
ただ、アスペルガーという話は置いておいて、ある夫婦の物語、として読んでも大変興味深い内容だとも思...続きを読むいます。
表紙の写真がすごくいいですね。魅力的です。
実は、村上さんの講義(発声方法)は数年前に受講したことがあります。
大変チャーミング、かつ面白い方だという印象が強くあります。

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Posted by ブクログ 2012年05月31日

著者本人がアスペルガーで夫もアスペルガー、仕事で相手にするのもアスペルガーが多いという、まさに「アスペルガーの館」的ノンフィクション。健常者がアスペルガーを理解する手助けになる以上に、アスペルガー患者が健常者を理解する手助けになるであろう一冊。余談ですが、論理的思考が苦手とされるアスペルガー患者であ...続きを読むる夫が、論理的思考を必要とするソフトウェア技術者として認められているというのは、なんだか不思議でした。

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Posted by ブクログ 2012年05月10日

「なんらかの問題を抱えている人の場合、その人の行動が変われば問題は解決したことになるのだろうか」この一文に考えさせられる。発達障害児を抱える私は我が子に無理をさせてはいないだろうかと自問自答。「その人らしさ」とは「その人らしく生きる」とはどういうことなのか。第四章は障害児を抱える家族には心強い。定型...続きを読む発達者もそうでない人も一読の価値あり。

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Posted by ブクログ 2012年04月09日

読んでいての感想、レビューと言うよりも、この社会に何が足りないのだろう、みんなが幸せに暮らせるためにはどうしたらいいのだろう。ということが頭に浮かびました。アスペルガーって何?って言う人が周りに多いという事実、知っていてもでは具体的にと言われるとなんとなくしか言えない私。そんなだからこそ思ったこと。...続きを読むぜひ広い世間で読んでいただきたいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月07日

テーマは重そうに見えるけど、シリアスになりすぎない文章が素敵。落ち着いてる。

兄弟児の事、私は申し訳なくて考えないようにしてたけど。「母が○○のために10頑張ったのなら私も5くらい頑張った」文(うろ覚えで少し違う。ごめん。)
もっともだな。でもその日々を返せないジレンマ。どっちも必死だったし。切な...続きを読むいな。

支援者と母(父)の二足のわらじで当事者を自立出来る様に育てていくって、どれだけ大変なんだろうと思った。母として優しくしたいときもあったろうし。

遅くに障害がわかるのと、始めに聡い身内にわかってもらって育てられるのどっちも大変なんだろうな。早くにわかった方って、お母さん(お父さん)が細かく考えて冷静に必死に育てておられる様に思う。
同時に当事者もめちゃくちゃ頑張ってきたんだろうなって思った。
ご夫婦とも手に職があり、だから安心して読めた。みんな幸せでいてほしい。。

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Posted by ブクログ 2014年06月17日

アスペルガーの女性による、アスペルガーの夫との夫婦生活を中心とした半生記、といった形の本。アスペルガーにも色々な人がいるっていう当たり前といえば当たり前のことがよく分かります。

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Posted by ブクログ 2013年06月03日

幼少時アスペルガーと診断され、母から療育を受けてきた筆者の半生記。発達障害の子は、症状が様々で、本人の特性によってどう進むか千差万別なので、どう成長していくんだろうとドキドキしながら読み進めました。
素敵なご主人と出会い、多くの人の支援に回る現在に、心からの喝采を送ります。

身体感覚の不器用さ、あ...続きを読むるいは対人関係の不器用さ、それにマニュアルで一つづつ対応を積み重ねていく過程に共感できました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年03月28日

私も当事者だからかもしれないけど、アスペルガーといっても普通の人なんだなと改めて思った。こんな程度の違いも“障害”としなければならないなんて、ね。一人ひとりが自分の脳の特性を理解して、「普通になるため」ではなく「より快適で心地良い毎日を送れるため」に療育の場が設けられればいいなぁと思いました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年07月22日

まだ発達障害が世に知れ渡っていない時に作者が小さいころに運よく自閉症と診断をされ療育を受けて今現在は言語聴覚士として働いていて支援者としての立場でもあり当事者の立場でもありそれらの観点でいろいろ書かれているし、また旦那さんもアスペルガーであり結婚生活のことや作者自身の生い立ちなども綴られています。け...続きを読むっこう読んでいて共感する部分も結構あって当事者の人や当事者の親御さんにとってはためになる一冊だと思います。

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Posted by ブクログ 2021年05月02日

アスペルガーである著者が幼い頃に告知されて育ち、アスペルガーである男性と出会い結婚し、言語聴覚士として発達障がいの子供たちを支援する仕事もしている、そんな日々が綴られている。
著者が育ってきた時代と現在では、ずいぶん発達障がいへの理解も変化してきているように思える。
それでも、きっと当事者や家族は、...続きを読む多くの苦労を重ねて日常生活を送っている。周囲の人も、別の意味での苦労をしているかもしれない。
少しずつ知識と対応方法が広まる事で、お互いが過ごしやすく生きやすくなればいいなと思う。

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Posted by ブクログ 2015年09月03日

いわゆる?「当事者本」の一つ。

知識としてアスペルガー症候群のなんたるかを知ることは必要だけど、どの障害についてもそうだけど、当事者が実際にどう過ごし、どう思い、どう生きようとしているのかを知ることでより理解が深まると思う。

そういう視点ではとっても大切な一冊。

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Posted by ブクログ 2015年01月24日

作者の心境の変化がわかる
作者である村上由美の半生について書かれていた。アスペルガーという病気についてはここで初めて知った。同じの症状で悩んでいれば,患者がどういう気持ちなのかどういうふうに接していけばよいかなどの参考になるかもしれない。
ところどころ話が飛躍している箇所が見られた。
良くも悪くも随...続きを読む筆であり,特に何か新しい知見が得られるということはなかった。
この作者に興味がなければ読んでもあまりおもしろくはないと思う。

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Posted by ブクログ 2013年02月08日

恵まれた当事者かぁ。
うん。表に出るのはそういった当事者ばかりなんだなぁ
でも恵まれた当事者ってなんなんだろ。

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Posted by ブクログ 2012年09月06日

アスペルガー症候群を持つ著者が、子どもの頃のことや同じアスペルガーのだんなさんとの出会いや、結婚、そして今のことを書いたもの。著者が幼かった頃の療育生活を思うと本当に大変だった様子が伺える。

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