【感想・ネタバレ】たまごを持つようにのレビュー

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Posted by ブクログ

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ジュブナイルなんだろうなぁ。でもおっさんの俺が読んでもなかなかおもしろかった。好きこそものの上手なれ、努力は実を結ぶ、友情は清く美しい。世の中そうそう単純でもないってのが分かっているだけに、「それでも基本に忠実に生きて行けばいいんだよ」と言ってくれるこういう正統派青春小説を読むと心が洗われる。

動音痴なんだが、それでもやってみたかった競技ってのがいくつかある。
ラグビー、ロードレース(自転車)、合気道…。弓道も実はやってみたかったのだが、この本に出てくる顧問の先生のような方針で指導してもらえるなら、ほんと是非やってみたいと思う。たって行う禅だから「立禅」と言われる弓道、ものすごく興味が湧いてくるじゃないか!

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2017年11月09日

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気になった言葉

●「心に的が浮かんだときに、矢は勝手に離れていきます。」(坂口先生)

●「ちがうのはあたりまえなんよ。だけ、それぞれに持てる能力で最善をつくすしかないんよ。早弥も自分なりにがんばれ。がんばって、試合で負けてもだれも責めん。少なくともおれは。」(春)

●「昨日できたことが、今日はできない。あるいは、昨日できなかったことが、急にできる。心のあり方が、大きく影響するのだ。」(早弥)

●「いくら思っとっても、実行せんやったら、思ってないことといっしょなんよ。あとから、やっとけばよかったって思ったって、間に合わんのよ。」(実良)

●「道具は人を選ぶけね。ふさわしい人にしか、使いこなせんのよ。道具に嫌がられてけがしたらいけん。」(前田弓道具店のおじさん)

●「真なるものは善であり、美に通じる」(早弥)

●「志を強く持つのはいいですけど、心がそれに支配されてしまっては、振り回されます。」(坂口先生)

●「自分たちは自分たちが選んだ練習を十分にやってきた。それを信じてさえいればいいのだ。」(早弥)

●「一歩一歩しか歩けないのなら、長い間歩いていればいいのだ。人が歩みをやめてしまっても歩いていればいいし、やめてしまっても、ひたすら続ければいい。」(早弥)

●「喜びって、人と人がふれ合ったところから生まれるのかもしれない。」(早弥)

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2019年07月02日

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まっすぐで素直、そしてとてもまじめな主人公。自分も中学高校時代、こんなふうに日々を送っていられたらなあと、うらやましくなった。読んだあと、とてもきれいな絵を見たような清々しい気持ちになった。けれどその半面、自分の描いた絵は、線には歪みがあるし色は滲んでいるしで、情けなくなる。

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2013年07月26日

Posted by ブクログ

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再読でしたが、退屈せずに読めました。
弓道のルールなどはいまいちわからないのですが、話の流れ、登場人物の心の動きなど中学生にあった内容だと思います。
弓道って個人競技かと思ったけど、団体戦もあるなんてこと初めて知りました。

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2013年06月15日

Posted by ブクログ

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最初から才能があった実良、ハーフの春、そして不器用だけどコツコツ努力を続けた早弥。3人の弓道部員のお話。

図書委員長の推薦で読んでみた本。
誉田哲也の『武士道~』シリーズと似た感じ。
中学生が主人公だから、それよりも読みやすい感じかな。

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2013年02月06日

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