あらすじ
日露戦争に諜報員として満州の野で死線をかいくぐり、奔馬性結核で死に魅入られ、東西の哲学者、宗教家を訪ねても得られなかった、人生の意味。失意の果てに旅先で偶然に会ったヒマラヤのヨガの聖者に導かれ、遂に得た、「積極的人生」の教え。幾多の人々を生き生きと活かした、哲人天風が説く感動の教え。
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Posted by ブクログ
大谷が読んでたので読んでみた。
物事は考えようによって、好転したり悪化したりすることを学んだ。
消極的な言葉を使わずに常に前向きでいることが大事。
Posted by ブクログ
大谷翔平が日ハム時代に読んでいたと知って読み始めた。
最初の方は宗教的な感じがして、大谷翔平の愛読書と知らなかったら読むのを途中でやめていただろう。また言葉が難しいので理解に苦しんだが、読み進めて行くにつれて天風氏の言葉に納得できる点が多く、どんどん読み進めることができた。
読んでいくと大谷翔平に重なる部分も多くあり、この本を若い頃に手にとり、読む力があり、それを実践できた大谷翔平を改めてすごいなと感心した。
『「人間の心で行なう思考は、人生の一切を創る」』
心を積極的にすることを実践してみて、少しずつだが確実に人生がよい方向に向かっているのを感じる。
『〝偏頗なき愛をもって、ものに接する行為と言葉〟が〝善〟である。 ところが諸君は、自分の家族や、身内だけには、非常な愛情を持っているが、隣の者はどうあっても、ちっとも構わない。自己を本位として、自己の周囲だけに対して、愛情を持つだけではないか。自分の気持ちに、人を愛するという気持ちに、偏りがあったら、その人は、本当の〝善〟を行なっている人ではない。』
↑偏頗なき愛なんて特に大谷翔平に通じていると思う。