【感想・ネタバレ】発達障害の子の「友達づくり」トレーニングのレビュー

あらすじ

発達障害の子は、まわりの子にペースを合わせるのが苦手です。付き合いがうまくいっていない場合は、子どもの努力をうながすだけでは、状況は変わりません。活動しやすい仲間の見つけ方をはじめ、友達との話し方、学校生活のルール、SNSの使い方、公共の場でのふるまい方など、親がどうサポートしていったらよいかを解説します。見開きを1テーマで構成。イラスト入りで、ひと目でポイントがわかる図解本です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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Posted by ブクログ

次男が3年生の1学期に支援学級の先生より聞いた話。

小学校2年の3学期ごろから、子どもたちの友だち関係が変わってくる。今までは支援学級の子とそうでない子とも同じように付き合い続けることもできていたが、じょじょに「支援学級の子は、ちょっと違う」と思い始め、壁ができてくる時期。
たまたま次男の場合は、さほど気にすることなく3学期やり過ごせていたけれど、子どもたちの心の成長に伴って、コミュニケーション力的についていけないところも出てくるかもしれない。

そんなことから、「親もこれから子どもたちの交友関係がそういう時期に来るということを認識しつつ、今後の課題を考えていきましょう」という話でしたが、そんな話が出てきた時期にこの本に出会えたのはラッキーでした。

この本はこんな構成になっています。
1章:発達障害の子のお友達づきあいに関連したよくあるトラブルが紹介
2章:発達障害の特性によるトラブルが起こる仕組みを解説、親が理解しておきたいポイントが紹介
3章:家庭でできる友達づくりトレーニング
4章:親ができることについて

本文では発達障害の子は「微妙に幼い」とありました。
支援学級の先生の言わんとしていたことが、この言葉に集約されているように思います。

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2017年12月25日

Posted by ブクログ

非常に分かりやすく、ステップごとの対応も記されているので、参考になる良書でした。
書いてあること自体は他の本と変わりなく、当たり前の事ではあるのですが、不安な人にも伝わりやすい、優しい記述なのが好感が持てます。

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2018年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 発達障害児の友達づくりをどう支援していくか、トレーニングしていくかが分かりやすく書かれている本。しかし、発達障害に限らず、ちょっと社交的な行動に苦手さを感じるような子供に対するトレーニング方法として応用することも可能だと思う。どうしたら人とうまくかかわることができるかというのは障がいの有無にかかわらないだろうし、障がいの有無によってそのアプローチ方法を変更しなければならないという話にすぎないのでは?
 特に、小学生の友達づきあいと中高生、そして大人の友達づきあい・対人関係はかなり質を異にする。その点が解説されているところは発達障害の無い対人関係の構築に苦手さを持つ子供に対する何らかのヒントになりうると思った。

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2017年01月29日

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