あらすじ
知的財産権には主なものだけで、著作権、商標権、特許権、実用新案権、意匠権という5つの権利がある。しかし日本人は、そんな様々な知的財産権が、頭の中できちんと整理できていない。本書は、5つの権利の違いやその関わり合い方を正しく理解してもらうこと、さらに、「その行為は権利侵害なのか?」という判断についても、ある程度正しくできるスキルを自然と身につけてもらうことを目指したものである。
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Posted by ブクログ
面白くてためになる、わかりやすい。
●著作権は
・絵画を平面的に撮影した写真については発生しない。
・ちょっとやそっとの文章には発生しない。少しおしゃれなフォント程度では発生しない。
●東京ドーム肖像権??
●怪しい輩のいちゃもんに注意。
ディズニーの著作権は2018年で今度こそ切れそうですがどうなることやら。
Posted by ブクログ
正直あまり期待せずに読み初め、面白い!と最初から最後まで思えた一冊。
知財に関して何も知らない人でも、冒頭から著作権、商標権、特許権など分類から分かりやすく説明してくれ、その後も例をふんだんに入れながら展開していく。(所々、筆者のギャグパートが入るのも面白い)
商標権、だと同じ名前でも、違うサービスなら登録出来たりと全然知らないことも多いなと痛感。アイドルのSMAPだけじゃなく、不動産とかの会社がSMAPを登録してるのも驚いた。
最後にまとめてくれていたが
確かに財産を守る意味で必要な権利が、クレーマーなどの武器に使われるのは良くないなと思う。
法律等に準じて、何もおかしくないのであればおかしくないと主張出来る知財世界でなくてはなと思った。
Posted by ブクログ
(2021-07-30 2h)
著者が活発に動いて調査しているところが、とても楽しそうで好感を持てる。一匙の茶目っ気は著者の朗らかな人柄が表れているようにも思う。
入門書の名にふさわしく、著作権などについて分かりやすく著され、かつ豊富で身近な事例をもって解説されているので、より理解も深まる。
企業において、知財への理解を深めたいときなど役立ちそう。