【感想・ネタバレ】嶽神伝 鬼哭(下)のレビュー

あらすじ

武田の山本勘助とともに今川の織田攻めに同行した無坂は、桶狭間の戦いで、義元の死を目の当たりにする。勘助の予想を覆す織田信長の台頭。翌年、甲斐の虎と越後の龍は、雌雄を決すべく、川中島で激突する。山の者・無坂、月草らを巻き込み、里の争いはいつ果てるとも知れず続く……〈文庫書き下ろし〉

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Posted by ブクログ

無坂と月草、真木備が武田側と上杉側に分かれてしまう。
バッタリ出会ったらどうするんだろう??ハラハラしながら読み進める。
展開も早いし、分かりやすい文章なので飽きることない。そして今まで出会った人全てのその後が登場しているのでどの人にも愛着がもてる。

苦労して全巻揃えたのに読むペースが早いともったいと思うけど、このぐらいのスピードがないと飽きてしまう気もする。
余韻に浸ればいいのに次が気になってしまう。

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2021年10月23日

Posted by ブクログ

木暮衆の無坂が中心に話は展開。桶狭間での今川義元の死、第四次川中島合戦での死闘、山本勘助の死。
仇と思う相手と生き、お互いに助け合う山の民の奥深さ。山の中で倒れてる者は助けなければならない山の掟。ここに惹かれて読み続けるんですね。

0
2020年06月16日

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