【感想・ネタバレ】悪魔の話 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2013年11月28日

「のちの世の人々は、きっとこの二十世紀を支配した拝金主義の猛烈さに驚くだろう。金銭はすべてのものから、ものの個性と象徴性を奪い取る。つまりはその「魂」を剥奪する。これは何であれ姿を変えることはできるし、すべてに入りこむこともできる。しかし、何ものでもない。金銭はすべてを支配して、何ものも愛さず、すべ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年04月03日

文学・美術作品や歴史上のさまざまな逸話などから多角的に悪魔を論じたエッセイ。西洋中世はもとより現代や日本にまで及ぶなど、話題は多岐にわたる。文中提示されている原典を知っていれば大抵は難なく理解できる。軽妙な文体で書かれており、非常に読みやすいがときどき飛躍が多いのが玉に瑕。すこし論の展開に無理がある...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月26日

稀代の読書家として知られる著者が、主として西洋の文学、芸術、歴史を参照しながら、悪魔というテーマにまつわるさまざまなエピソードを紹介している本です。

澁澤龍彦の著作を思わせる内容ですが、澁澤に比べるともう少し抑制の利いたユーモアが感じられるように思います。もちろん澁澤にも、けっしてオカルトに対する...続きを読む

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