あらすじ
日本人には、日本人のための病気予防法がある!同じ人間でも外見や言語が違うように、人種によって「体質」も異なります。そして、体質が違えば、病気のなりやすさや発症のしかたも変わることがわかってきています。欧米人と同じ健康法を取り入れても意味がなく、むしろ逆効果ということさえあるのです。見落とされがちだった「体の人種差」の視点から、日本人が病気にならないための方法を徹底解説!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
体の大きさと遺伝的な傾向から見た日本人向けの健康法、ということになるのかな。個別には遺伝子診断とか受けることになるのだろうけれど。集団としての話と個人としての向き不向きはまた別として、確かに数千年かけて島に適応しちゃった集団ではあるんだろうなあ。最近の日本人論はいろいろ面白いけれど、併せて読むといろいろ想像が膨らむ。
個人的には割と菜食に寄せたたんぱくを魚と大豆を主とした豆に頼るあまり高負荷ではない運動多めの頭を使う生活、がそれほど悪くなさそうでちょっとほっとした。
201912再読。
Posted by ブクログ
同じ人間でも人種によって大きく体質が違うのは、面白いし、環境的要因も大きく影響しているのも興味深かった。過去にこれだけの実証実験をしているというのも、興味深く、ここまでやれば科学的な定説も非常に説得力があると思う。
というわけで、糖質オフだとか色々流行ってはいますが、日本人は塩分控えめの和食を中心とした食事をしつつ、お酒は控えめ、タバコはやめて、適度な運動を継続するという、常識的に言われている健康法の通りで生活すれば良いということでした(結構普通の結論)。
Posted by ブクログ
以下ライブ感想文
P92 食塩感受性は生まれつき決まった居るものではなく変動することが知られている。高齢者や女性は特に変動しやすい。要因ではストレス、肥満、糖尿病、メタボ、睡眠障害、慢性腎臓病がある。これらの要因で腎臓から塩分を排泄する能力が下がる。災害性高血圧。ストレスと高塩分の食事によるダブルパンチで血圧が高くなる傾向になる。