【感想・ネタバレ】人間の由来(下)のレビュー

あらすじ

センセーションを巻き起こした『種の起源』から12年、ダーウィンは本書で初めて人間の「由来」と「進化」を全面的に扱った。人間は、肉体的形態、心的能力、知的能力、道徳的性質のすべてにおいて「下等動物」と連続性をもっている。そして、お互いに助け合い、守り合う「種」こそが「存続をめぐる争い(生存競争)」を生きのびる。ダーウィンが進化論に託した希望が示されるもう一つの主著、待望されてきた文庫版初の全訳!

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Posted by ブクログ

本書が出されたのは1871年ということで、今ではイケナイと思われる表現がある。疑問のあるところなどは「訳註」がなされている。
個人的には私たちの親世代よりも、私たちの子や孫世代の方が、スタイルもリズム感も良くなっていると思う。これも、進化なのだろう。環境や美意識の変化が生き物を進化させる。多くの先進国で、ヒトが中性的になっている様な気がする今、ヒトはどうなっていくのだろうか?

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2023年07月25日

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