【感想・ネタバレ】童話作家になる方法のレビュー

あらすじ

累計100万部を突破し今夏、3Dアニメ映画として公開決定した児童文学『ルドルフとイッパイアッテナ』の原作者が"童話を書く秘訣"を伝授!「独創的物語を目指すな」、「テーマは後、先にプロット」といった童話創作の極意から、物語を思いつく方法、動物を上手く書く方法、新人賞に応募する人へのアドバイスなどの具体的なハウツーまでユーモアにあふれる筆致で語られます。児童書業界のさまざまな裏事情も紹介。

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Posted by ブクログ

斉藤洋節が炸裂しつつ、作家になるためのアレコレがこれ本気か?冗談か?というドキッとするような辛辣なエピソードを交えて描いてあり大変面白かったです。
多分、半分本気な感じだと思う。
出版されてる本の裏話的なこともあり、既読は読み返したくなるし、未読なものは読んでみたくなりました。

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2020年08月08日

Posted by ブクログ

ああ、コレ本当に斉藤洋の書いた本だなあ…と思った。
あとがきなんか、一番匂いが強くて笑ってしまった。
理屈っぽで、頑固。偏屈を隠そうともしないが、構成への際立った感覚はまさにドイツ文学者だと思う。

角野栄子の敬称略で笑ってたけど、彼にとってこれは一番の敬称だとのちに明かされる。

子供の頃の私にとって、角野、斉藤は那須正幹に並ぶ御三家でした。
皮肉屋だけど正直な人だよねー。
そしてこの仕事量。
根底には本への敬意がある。
自作を毎日読んでいる、のくだりも斉藤洋ならではだと思った。

イラストレーターとのあれこれも面白かった。
宮本えつよしへの違和感は褒め言葉!

でも、なぜあんなにトラが好きなのかは動物園の取材の話を読んでもよくわからなかった笑。

最後にあったドイツシリーズ、ぜひ読んでみたいと思う。
イェーデシュタット三部作。

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2025年12月07日

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