あらすじ
1章 日本の常識はドイツの非常識 あの「デンジャラスフード」が食べたい/ドイツ人へのお土産は何を買うべきか/B級パスタと絶品ティラミス/チョコレートモンスターのプレゼント/キッチンでの違和感/ご飯のおともが食べられない2章 不思議なドイツの食文化 ハムとチーズとパンの無限ループ/ショルレはジュースか否か/郷土料理ラクレットのある風景/ドイツパンの深淵を覗き込む 他
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いやあ、「食」ってほんと文化ですねえ。それも身に染みついてて譲れないことの多い文化だと、これを読んでつくづく思った。ドイツ人と結婚した編集者が、食べものを中心に綴るオドロキのドイツ暮らし。
ドイツ人と日本人は、真面目で勤勉という点で気質が似ているとか言うけれど、やっぱり実際は大違いなんだなあ。当たり前か。こと食に関しては、そこら辺が顕著に表れるのだろう。もてなし料理がパンだけのチーズフォンデュとか、ハムとパンとチーズの無限ループとか、それを粛々と満足して食べてる人たちを想像すると、なんだか可笑しい。「頑固」という文字がDNAに刻まれているんじゃなかろうか。
プレゼントが変だというのにも笑った。誕生日プレゼントがキュウリ…。ジョークというわけではなく、大真面目というのがすごい。
村上春樹「遠い太鼓」のなかで、ギリシャの人が第二次大戦時の空襲のことを語っていたのが思い出される。イタリア機はほんの形だけ適当に爆弾を落としてすぐ去って行ったが、ドイツ機は低空飛行して徹底的に絨毯爆撃していったそうだ。そう言えば、サッカーの試合でもドイツチームは、相手が負けが見えてやる気をなくしていても、容赦なくとれるだけ点を取るような…。
きっと実際の生活では、とまどったりムカッとしたり悲しくなったり、ということがいろいろあると思うが、少し距離を置いて眺めればおもしろく思えることも多い。そういうスタンスが気持ちいい一冊だった。
面白かったです
彼らは、ケチである。分かりやすいですね。
ソーセージおよびハムなのですが、亜硝酸ソーダ入りの普通のソーセージ、ハムか、
亜硝酸ソーダで処理しない無塩せきなのか、多分亜硝酸ソーダ入りだと思いますが。
誰か教えてください。ニトロソアミンとか気にすんのかね、です。
タール系の食紅、黄色青含む、とか嫌がりそう。
肉が硬いなら、叩いて筋潰して柔らかくするしかないでしょうね。
大変だあ。明太子なんて食紅が特殊だから手に入れられない製品とかありそうですが、
魚が高くて食えないのもなんか大変ですね。
まあ、お好みで。