【感想・ネタバレ】少女不十分(3)のレビュー

少女と大学生の、こんなことが実際にあるのかと疑問に思ってしまうような展開ですが、有り得ないとも思えない微妙なリアリティさにうなってしまいます。
誘拐や虐待といった社会風刺を匂わせながら、少し現実的ではないところにこの作品の魅力を感じます。
西尾維新先生の読者に訴えかけるこの世界観、やみ付きになること請け合いです。

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ネタバレ 購入済み

もうずっと、Uは無表情で、これからもまともな感情を失ったままなんだろうなと憂いていたのでラストシーンに救われました。

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2021年05月30日

ネタバレ 購入済み

ストーリーを紡ぐための動機の話

実話として描かれるこの話が実話ではないだろうということは、読んでいくと分かると思います。
実話だという前提で感想を書くなら、あまりにもやる瀬なく過酷な話です。
ただ、成長した少女が社会に溶け込み生きる姿を描いた最後は救いでもあります。
それが同時に物語らしく出来すぎているところでもありますが。

この話が何に主軸を置いているのか考えると、やはり物語を作り出すにはそれなりの動機がないと難しいというところでしょうか。
この話自体はフィクションだと思うのですが、もしかしたら作者があれだけのストーリーを書き上げるにあたって人生の分岐点となるような、物語を作り上げるための切実な動機ができる出来事があったという点については、ノンフィクションなのかもしれません。

ラノベ的なくどい言い回しは少し気になりますが、内容は楽しめました。

#切ない #深い #ダーク

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2021年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

道から外れても面白おかしく生きていく事ができる、という主題と乾いた雰囲気が凄くマッチしているんですよねぇ
読後感も爽やかで気持ちいいです。

ただ、全3巻は長かったようにも。
でも無理に短くしたら最後が軽くなる気がするし、難しいですねぇ

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2019年02月17日

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