あらすじ
新米弁護士の木村は、所属する事務所の顧問先・笹川総合病院の、ある医療過誤訴訟をめぐる損害賠償請求事件を担当する。訴訟にむけた調査や準備を進めるなか、亡くなった患者がいたその病院の、その病室で、短期間のうち立て続けに、他患者の急死、不自然な医療事故が起きる。看護師の過失か、医療器具の不具合か、あるいは何者かの意志による犯行か。原因を探る木村が目にした、その病室〈301号室〉の真実とは──
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Posted by ブクログ
301号室で立て続けに起こる医療事故。
病院側の弁護士として調査を始める木村くんが、葛藤しながらも真実へと近付いていくリーガルミステリー。
全ての人を疑って読んでたから、最後、関口医師と由紀乃に心のなかで謝った。疑ってごめん。
どうしても誕生日まで生きたかった由紀乃と、失踪宣告まで母に生きていて欲しかった浩介の対比がやるせない。
人が死ぬときに法律というのはその力を存分に発揮するのだと改めて思った。
Posted by ブクログ
織守きょうや作品 6作目。
病院と法律……さすがに難しかった…。
登場人物多くて しかも千尋と千枝子が一見名前似てて…しかも寝たきりの人はキャラ立ちしないから千枝子と昭子がどっちがどっちだったかって一瞬悩んだ。浩人の相続の所は文の意味を理解するのに何ヶ所か読み直しつつ進めてた。
療養病棟でのいろんな思いが湧き上がる介護側の親族の思いに最後の由紀乃の強さ…考えさせられる作品でした。