あらすじ
本当に「魚を食べれば頭が良くなる」? いろいろな「○○タイ」があるけど、みんなタイの仲間? 赤ちゃんの離乳食には、なぜ赤身が使われないの? 魚の焼け焦げには発ガン性があるって本当? カニやホタテ貝柱の缶詰には、なせ白い紙が入っているの? ……どこから読んでもおもしろい! 魚釣りで、魚屋さんの店先で、料理屋さんで、そして台所に立ったときにうかぶ素朴な疑問に、専門家がていねいに答えます。
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Posted by ブクログ
海洋に囲まれて魚介類の食生活が豊かな日本ですが、意外と魚の知識って知ってるようで知らないことが多いですよね。テレビや新聞雑誌などで取り上げられる事が多いですが、最近は異種の輸入ものが入ってきているようですしね。例えば、ギンムツ→メロなんかは有名ですが、他にも沖ブリ→シルバー、アワビ→(チリやペルー産の)ロコ貝、アマダイ→キングクリップ、タイ→テイラピア(イズミタイ)、ヒラメの縁側→(北太平洋産の)カラスガレイの縁側、赤魚→アラスカメヌケ、サザエ→トルコニシ貝、赤貝→アメリカイタヤ貝、などなど。個人的には美味しくて安全であれば、問題ないと思うんですけどね。本書は普段思いつきそうな素朴な疑問に対して、一問一答形式で解説していますので、とても気軽に読めますし、ちょっとした話のネタとしても使えると思いますので、興味のある方は一読をお奨めします。