【感想・ネタバレ】明治日本美術紀行 ドイツ人女性美術史家の日記のレビュー

あらすじ

訪日5度、滞日延べ10年余――ケルン東洋美術館の生みの親フリーダ・フィッシャー。彼女は、竹内栖鳳、黒田清輝、井上馨、田中光顕、住友吉左衛門、根津嘉一郎、原三渓ら美術家・蒐集家と交流して日本美術への認識を深め、それらを育んだ日本人の気息に触れんと努めた。本書は彼女の日本日記であり、近代日本美術界の消息を伝える貴重な資料でもある。待望の書、初の全訳成る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日本に興味があろうことは分かるが東洋の美術品に惹かれており、日本以外にも中国・朝鮮に行き来しているようだが中国・朝鮮のことは殆ど書かれておらず、文化の比較感想もない。中国・朝鮮のことは別に本を出しているようだ。
日本の美術史に興味がある人には有益なことが書いてあるかもしれない。
この夫妻は当時の日本の有力者にも会っており、住友財閥や井上馨や田中光顕などのコレクションも見せてもらっている。
そういう歴史人に興味のある人には興味があるかもしれない。
日本文化に関する感想なんかも、あまり書かれていない。

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2012年11月23日

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