【感想・ネタバレ】うたうとは小さないのちひろいあげのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

堅苦しくない短歌もありなんだな、と思った。

そして、言葉の背景を知っているだけで、楽しみ方感じ方が広がるんだな、とも思った。

桃子が綾美に泣いて謝るところがすごい。
自分がひどいことをした相手に、真正面から謝るって、よほどの覚悟だろう。

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2021年10月11日

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ネタバレ

子どもの読み聞かせで、村上しいこはこれまでに数えきれないほど読んできた。特に「はじめての俳句」「はじめての詩」「はじめての標語」のシリーズは、子どもたちも僕も大好きで、子どもたちの作るユーモラスな詩がどれも楽しかった。
このうた部三部作では、部のみんながそれぞれに短歌をつくるのだが、それが本当にその心情をよく映していて、心を打つ。短歌の良しあしは正直よくわからないところもあるし、先生が指導して直すのも半分くらいは「本当にそのほうがいいの」と思ってしまうところもあったりするが、高校生たちがつくる短歌はとても真摯で嘘がない。これを一つ一つ作者が作ったのだと思うと、本当にすごい。
物語に関しては、桃子ちゃんのうじうじしたところが少々うっとうしいが、いとさんや清らさん、きっぱりした周りの人にはげまされ前に進んでいくところはなかなか悪くない。

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2018年09月24日

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桃子と綾美が清らさん、いと先輩、業平先輩、難波江先生と、優しい言葉だけではなく、少しキツイことでも、ちゃんと自分の言葉で思いを伝えてくれる人に出会えて、少し立ち止まってしまったかもしれないけれど、また二人で同じ道を歩めるようになれてよかった。二人を、綾美と世界を結びつけてくれた言葉と歌っていいなと思いました。つらかったこと、苦しかったこと、悔しかったこと、それらを乗り越えても不安はまだある。それでも私は何も失ってはいない。明日がある限り、何も失ってはいない。

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2018年01月30日

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ネタバレ

タイトルのインパクトにやられた作品。もちろん、作品もインパクトがあって良かった。『短歌』をテーマにした作品なのだが、キラキラした青春って感じがしてさわやかだった。いじめ問題など、ちょっと闇の部分もあるが青春小説なので、リアリティーを出すためには必要だったのかもしれない。短歌甲子園を目指し、奮闘する姿はすごくかっこよく見えた。

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2016年02月04日

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ネタバレ

短歌青春小説
中学校でのいじめが原因でひきこもりになり高校にも通えない親友と短歌部を通して再生する話

エロ部長がよかった
いとさんカッコイイしうたもすてき

業平くんも理屈っぽいうたがいいなーー
挫折をしってる大人な高校生
かっこいいかこいい

業平くんに恋してる恥ずかしいポイントがいちいちウブな清らさんもいいな

ひきこもりブログがいたいたしいけどリアルっちゃリアル・・・

出てくるうたがいちいちイイ
先生もイイ

おもしろかった!

うたうとは小さないのちひろいあげ
宇宙へ返すぬくもりをそえ

っていいなーいいうた
じーんとした

たんかすきなのでつくりたいけど文才がない

無意識に生きているからいいのです鼻は呼吸器口は消化器

ってのがなんかすきかな

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2016年07月03日

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